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蛇神譚 犬首村六道繪巻 ― 誰そ彼の契り ―  作者: 譚月遊生季
第零巡 蛇ノ章 ― 畜生道 ―

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登場人物紹介その2

・これまでのあらすじ

 三つの「巡り」を終え、秤は自身が既に亡者(もうじゃ)であること、この(やしろ)にて何度も(とき)を繰り返していることに気付く。

 蛇神(へびがみ)は秤が傷つかないため、彼女が既に亡者であることをひた隠しにしていたのだった。

 やがて秤は、最初の「巡り」が救いのない結末であったことを思い出す。蛇神がかつての後悔から、秤が幸せになれる結末を求め続けていることも――


朱乃(あけの)」。

 蛇神に呼ばれたことで、自身の前世の名を(おも)い出した秤だが、彼女はまだ、肝心の「蛇神の本当の名」を(おも)い出せずにいた。


 

・登場人物紹介

 城島(じょうじま)(はかり)/朱乃(あけの)

 蛇神の神域に迷い込んだ時には、既に亡者だった。

「母の実家」から逃げ出そうと山を越える際、足を滑らせて溺死してしまった……というのが真相。

「最初の巡り」ではその事実にショックを受け、蛇神の眷属(けんぞく)として生まれ変わる提案を受け入れる。……が、救いのない結末を目にし、自らの選択を激しく悔いることに……

 前世では「朱乃」という名の巫女だったらしい。


 蛇神(へびがみ)/???

 本名は未だに不詳。覚范(かくはん)曰く「おなごの蛇」だそう。

 守護していた村が土砂災害によって滅び、土地神としての無力を嘆いて眷属や配下たちとともに神域へと閉じこもっていた。

 その選択が悲惨な結末を招いたことで、蛇神は皮肉にも新たな力を得た。……そして、秤――いや、「朱乃」の魂を前に、誓う。

 彼女を幸せにし、今度こそ、村を救うと……


 髑髏武者(どくろむしゃ)/木下(きのした)小兵衛(こへえ)

 餓鬼道(がきどう)に堕ちた(むくろ)。生前は戦国時代の武将で、身分の低い足軽だった。

 気さくで親しみやすい性格だが、時折激しい「飢え」が顔を覗かせる。他人の魂を喰らうことで膨大な力を得ており、(たば)ねた力を「餓者髑髏(がしゃどくろ)」として使役(しえき)している。

 同じ門番である刹鬼(せっき)とはよく親しく語らっており、特別な相棒だと思っているようだ。


 刹鬼武者(せっきむしゃ)/犬上(いぬがみ)肆大吾(しだいご)景正(かげまさ)

 修羅道(しゅらどう)に堕ちた鬼。生前は鎌倉時代の守護で、高名な呪術師の血筋だった。

 寡黙(かもく)で落ち着いた性格であり、実直さ、慈悲深さも(あわ)せ持つ――が、それゆえに、彼は狂気に堕ちることがある。血筋に根付いた「呪い」により、その眼は悪鬼のみを映し、肉体も人ならざる悪鬼へと変質してしまった。

 髑髏との関係を心地よくは感じているようで、わずかばかりの救いになっていることに間違いはない。


 外法僧正(げほうそうじょう)/行暁山(ごうぎょうさん)眩昏寺(げんこんじ)覚范(かくはん)

 地獄道(じごくどう)に堕ちた僧。生前は平安時代の僧で、それなりに高い(くらい)だった。

 豪放磊落(ごうほうらいらく)な性格で、高いカリスマ性を持つ生臭坊主。……が、その裏に秘められた「業」は凄まじく、地獄と化した宮寺(ぐうじ)に囚われ、常に業火に()かれ続けている。

 されど、業深き僧の欲に終わりはない。彼は地獄に(さいな)まれながらも、支配者として返り咲く時を今か今かと待ち構えている――


 おりん

 蛇神に仕える巫女。……そして、現在は覚范入道の信奉者(しんぽうしゃ)でもある。

 蛇神に救ってもらえたこと、看取(みと)ってもらえたことを心から感謝しているが、あることがきっかけで芽生えた疑念を覚范に利用されてしまう。

 果たして彼女は心から覚范を信仰しているのか? それとも覚范の術が彼女の思考を歪ませているのか――?

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