あやかしの子、ズボラ飯をお気に召す

社畜OL×あやかし親子×ズボラ飯！
疲れた心にじんわり沁みる、まかない系ほっこりストーリー。

忙しさに追われる毎日を送る社畜OL・芽衣。
ある日、空腹で倒れかけていた不思議な少女に、タイパ重視の“ズボラ飯”を振る舞う。
もりもりと食べる少女。実は狐のあやかしだった！

少女・いづなを迎えに来たのは、父親だという厳格そうな男・灯牙。
いづなは偏食がひどく、ほとんど食事をとらなくなっていたと彼は語る。
しかし芽衣のズボラ飯は、どうやらお気に召したようで――！
もっと食べたい！と興味津々。
その勢いのまま、あやかしの親子は「料理を教えてほしい」と芽衣の家に転がり込み、強引に居座る親子。

最初は戸惑っていた芽衣だったが、
料理を通して芽生える絆と、あたたかな時間が、
社畜な生活で心身共に疲れていた芽衣を少しずつ癒していく――。

まったり心に効く。真似したくなるレシピ満載。
あたたかくて、不思議な同居生活はじまります。