表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/59

2人きり

私の心は乱れたままだったが、無事に料理教室は終わった。


試食タイムは、いつものように独身さんが長々とお喋りをし、主婦さんの方が早く食べ終わって帰っていった。


ただ、美形くんもゆっくり上品に口に運んでいたから、食べ終わるにはまだ長くかかりそうだった。


先に教室を出たのは、独身さんの方だった。

スマホの着信音に、イラだった顔をする。着信画面には大きく『母』と表示されていた。


私は、独身さんを見送ると、美形くんと2人きりになった。


美形くんはお皿を片付けながら、今日の体験の感想を話してくれた。


とても楽しかった、引きこもりから外へ出るための良いきっかけになりそうだ、入会したい、とのことだった。


次の瞬間、180cm近くある彼の身体が、フラッと私の方へ傾いた。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ