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昨日

作者: 羊未

覚えてる寒い日のこと

泣いたのは あれ? 何でだっけか


忘れてる暑い日のこと

苦しくて 今も 蠢いてる


なんだかよくわかんない

わからないままでいさせてもらえない


鬱いても 悔いても 同じ時間に思い出す

AM4:00 街の灯は消えない

揺るがず 許さず 違う道を探す

僕は迷子の指名手配


居心地のいい 肌寒い朝

もう立ち上がれない


気味が悪い 生温い夜

月が笑ってた


ひねくれることでしか

僕は僕を守ってやれなかった


知っても 死んでも 想像のその先を

確かめる術は 遥か彼方

及ばず 負わさず 独り立ち尽くす

君は見つけられない


夢を夢だと見限れ

期待は待たずして捨てろ

賢いとは 諦めること


駆けてく 弾丸 心を置き去りに

振り向き 硝煙 君がそこにいた


さよなら 言えない 臆病を患う

流され 治され その繰り返し


あぁ、今日も、今日が、追ってくる













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― 新着の感想 ―
[一言] まるで歌詞のような読んでいて心地の良いリズム、韻を踏んだ言葉、ワーディングが印象的でした。 今日に追われる焦燥感と主人公が感じている居心地の悪さが伝わってきます。 さよなら言えない臆病という…
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