ファンタジー小説を書こう、それはテイルズを書こう
今回はタイトルの通りなんだが『テイルズ』に関しての分析結果に近い物を書く。
『テイルズ オブ シリーズ』なんて総称で呼ばれる、このゲーム。
実はファンタジー小説の教本としてかなり素晴らしい物だ。
まず、キャラクター。
デフォルメ具合が丁度良い感じに低年齢層にキャラクターと自分を重ねさせる。
そして、立ち絵なんだがデフォルメしている事を抜きにするとかなりクオリティーの高く、綺麗と感じられる絵で客引きをしている。
魔法の属性や精霊の数を使い、ボスの個数やイベント数を増やすと同時に、『中二病』を刺激する。
購買層の年齢ともこれは合せて有る。
そして最もポイントとなる部分、メインのストーリーはまじめだが、無駄話、ギャグ要素、ラブコメ要素が含まれている。
これは『スターオーシャン』辺りから続く伝統だと思うが、街に入る時にボタンを押すとキャラクターがばらけてサブストーリーが見れるとか、セレクトボタンを押すとマップ上でキャラクターが話し出すとかだ。
これと似たような要素を持つ小説は結構有ると思うが、『盾の勇者の成り上がり』なんてのもこの要素を持っていると思う。
『なろう』に掲載しているweb版を見てみると分かるが、『不良の真似でジャンプさせて盗賊からカツアゲ』『鳥に言い寄る直結厨』『鳥がレースをしたがる』『ペットの鳥に性的に言い寄られる主人公』『マッドサイエンティストに変化する主人公』『チョコレートモンスター』など。明らかにギャグ要素を含めて来ている。そしてそれがキャラクターに深みを与えているわけだ。サブストーリーでサブキャラに対する読者の好感度稼ぎが出来る。
特に街に入る時のサブイベントは参考になるだろう。
一度見ると二回目は見れない辺りが、何度話しかけても同じ事しか言わない村人を感じさせる。
これは小説的には物語の進行度で一回だけ脇道にそれている感じだ。
料理をするシステムや、料理下手設定なんてのも小説に転用できるな。
キャラクターが増えた時に実家の事情に巻き込んでくる奴がいる、と言うのもネタとして使いまわせる。
他の作品と比較して気が付ける事と言えば、ファンタジーに恋愛を混ぜるのは上手くいかないと言う所か。
FF4辺りだと無理やり恋愛要素を追加して『ローザ』と言うヒロインを入れているんだが、時代や容量の関係も有るが、キャラクターの中身がスッカラカンだ。
これの原因は『サブストーリーが足りない』『キャラ付けが足りない』等とバッサリ切って捨てれれる部分なんだけど、一人称でザッピングさせるか、ある程度我儘で主張をはっきりさせセリフを増やす必要がある。
そこら辺をセリフだけで歌劇的にこなしているなと思う。
長くなってもアレなんで、こんな手法も有るんだ程度に。




