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箱の中に  作者: 虎塞 桜波
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箱の中に

いつか、いや、今すぐわかってほしいこの仕事。

「絶対私には無理」なんて言わせない。だからこそ理解してほしい。

「願望は語るな。夢を語れ」

そんなことを言われたのは確かボクが21歳のころだったと思う。夢を追い続けている最中、確かそう。

よくある話しのように『努力すれば夢は叶う』っていうやつ。実はあんまり信じていないのが現実。あのころは、普通っていうのが嫌で「一生サラリーマンなんてイヤだ!」なんてよく言っていたものだった。大学に入学したもののたった2年で辞め、親に頭下げ説得して東京にでたものの描いていた夢はたった2年で破れ、夢潰えた敗北者の顔して実家に戻る。実家に戻れば仕事探さずちょくちょくバイトして小遣い稼いで遊んで、そんなんだから彼女にフラれる。こうしてみると散々な20代前半だとよく思う。

仕事に役立つ資格なんてなく、持っているのは怠惰とちっさいプライドだけ。あ、ボクってダメな人間なんだなって5年付き合った彼女にフラれてから感じた。

それがきっかけって言えばそうかもしれないけど、フラれてからちゃんと仕事をしようって思った。さすがに24歳になって就職していないものどうかと思ったから、かな。そう思い始めた時、今の仕事の資格を取る広告をみつけた。それも仕事をしながら資格を取る、だ。給料もらいながら資格も取れる、まさに一石二鳥、半年がんばれば資格がとれる。そう思い願書を送った仕事が『介護』の仕事。

これはボクが体験した、そして世の中の人にこの『介護』をわかってほしいエッセイのようなもの。

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