プロローグ
ファンタジーかきたいな~、と思っていたら、友達が「こういう感じの書いたら?」
と、言われたので書いたら楽しかったので今も書いています。連載しますので、ぜひ読んでください。
僕は、風路楽蓮高校2年生。この物語の主人公だ。僕って言ってるけど女だよ。僕は今、
途方もない暗闇の中をかすかな光に向かってどんどん落ちている。正確に言うと、光に引っ張られる感じ。その光の向こうに何があるのか、どんなことが起きるのか気になってはいるが、もしかしたらその先には、地獄が待っているのかもしれないと思うと、少し怖い。まあ、とりあえずはこうなるまでのことを話すとしよう。
私は、学校で授業を受けていた。
「キンコンカンコ~ン」
今日の授業が終わった。
っと思った瞬間!
「火災です!避難してください」
みんなと一緒に避難しようとしたら・・・
「あっ!・・・忘れ物した!・・・すぐ行くから、みんな先行っといて!」
「でっ・・・でも~~~・・・」
友達の一人が言った。
「死んだりしないから大丈夫、大丈夫!。」
楽蓮は、少しある恐怖を紛らわすかのように、にっこりと笑いながら答え、180度回転し、教室まで全速力で走った。
「ヤバイ、ヤバイ!。もうこんなに煙が濃くなって・・・」
教室まであと数メートル!
(あれをとって今の道を戻るのは難しいな・・・、!!そうだここの窓からなら、隣のプールにギリギリ届く!!・・・かも・・・)
教室に入り最短距離で自分の席へ!!。引き出しを開け、右端・・・
「あった!!。」
私が探していたのは、親友からのプレゼントだ。これはいつでも持っていたい。
「よし!!後は、ここから飛び降りるだけ!」
壁ギリギリまで後退、そして全速力で!!
「せりゃああああああ!」
ピュウウウウウウ・・・ジャポン!!
水に落ちたとおもわれたが、水の感覚が無い。よくよく考えると、水の色が変だった。
(まさかこれって・・・異世界に行けるパティーンでは?)
まあまあオタクで、中二病な私は、そんな変な妄想をするのだった。
目を開けると、真っ暗で、凄まじく広い空間に出た。そして、向こうの方に見えるかすかな光に落ちていった。