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御徒町樹里の信長公記(四百文字小説)  作者: 神村 律子
首巻 是は左京御入洛なき以前の双紙なり
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勘十郎殿御成敗の事其参

 樹里はくノ一達に命じて、左京と行京の実の母親である土田御前にも行京を説得するように柴田勝家に取り計らわせました。


(樹里様、怖い)


 当の左京は、樹里が着々と行京暗殺を進めていると思っているので、身震いしました。


「そうなんですか」


 しかも、樹里は笑顔全開で応じたので、更に怖くなる左京です。


 そして、弘治三年の十一月二日、行京は左京が仮病だとも知らずに清洲城にやって来ました。


「勘十郎様、ここまでにございます」


 城の北櫓天守の次の間で、左京の家臣である河尻秀隆が立ち塞がりました。


「如何なる事だ?」


 行京は眉をひそめて尋ねました。


「織田家は左京様がご当主。勘十郎様にはご蟄居いただきます」


 秀隆は行京に詰め寄って告げました。


「く……」


 そこで、行京は左京が仮病だと気づきましたが、屈強な男達に囲まれた行京には返事は一つしかありませんでした。


 そして、行京をおびき出した功績を認められ、勝家は後に越前を与えられたのでした。

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