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御徒町樹里の信長公記(四百文字小説)  作者: 神村 律子
首巻 是は左京御入洛なき以前の双紙なり
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勘十郎殿御成敗の事其壱

 左京の弟である行京は龍泉寺を城に造り替えました。


 上の郡の岩倉の織田伊勢守安京と示し合わせ、左京の直轄領の篠木三郷は肥沃な土地でしたので、それを横取りしようと企みました。


 行京の衆道(男色)の相手に津々木蔵人という者がおりました。


 家中の覚えのめでたい侍達は、皆が皆、津々木の家来に付けられました。


 津々木はこの露骨な依怙贔屓えこひいきに思い上がり、柴田権六勝家を見下しました。


 勝家は津々木の仕打ちを無念に思い、行京の左京への逆心を侍女に扮した樹里の子飼いのくノ一の一人である美咲が聞き出したのでした。

 

「左京様、病のふりをなさり、外へ出るのをお控えなさいませ」


 樹里が左京に策を告げました。


「行京殿には、左京様を見舞うように権六殿を使って仕向けなさい」


 樹里は三人のくノ一に命じました。


(樹里様、行京をおびき出して……)


 怖い事を妄想し身震いしてしまう左京です。


「そうなんですか」


 樹里はそれにも関わらず笑顔全開で応じました。

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