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御徒町樹里の信長公記(四百文字小説)  作者: 神村 律子
首巻 是は左京御入洛なき以前の双紙なり
93/2152

おどり御張行の事其弐

 津島(現在の愛知県津島市)では、堀田道空の邸の庭でひと踊りして、左京は清洲に帰りました。


(早く帰って、樹里様の膝枕!)


 ニヤニヤしながら馬を走らせる左京は、端から見ると変質者です。


「うるさい!」


 正解を言ったはずの地の文に切れる左京です。


 そのお礼という事で、津島の五つの村の年寄達が清洲にやって来て、踊りの返礼をしました。


 これもまた、素晴らしかったのは言うまでもありません。


 左京は年寄達を近くに呼び寄せて、


「ひょうきんだ」


「似合っているぞ」


 お互いに非常に打ち解けて、左京は一人一人に言葉をかけ、団扇で扇いでやったり、お茶を振る舞ったりしました。


 年寄達はたいそうありがたく思い、炎天下であったのにその苦労も吹き飛び、皆涙を流して帰って行きました。


「そうなんですか」


 樹里は笑顔全開で彼らをねぎらいました。


 そんな事があってからしばらくして、熱田から一里(約三・九キロメートル)東にある鳴海城に動きがありました。

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