表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
御徒町樹里の信長公記(四百文字小説)  作者: 神村 律子
首巻 是は左京御入洛なき以前の双紙なり
80/2152

山城道三討死の事其参

 新九郎真澄は伯父の長井道利を使者として弟二人のところに遣わしました。


「病も重く、私は先も長くない。会って一言伝えたい事があるので、おいで願いたい」


 長井道利は言葉巧みに真澄の弟を言いくるめ、真澄のところに赴かせました。

 

 道利は次の間に刀を置きました。それに倣い、二人の弟も同じように刀を置きました。


 奥の間に二人を通し、


「盃を」


 ご馳走を出しました。


 二人がすっかり油断したのを見計らって、日根野弘就が名高い大刀の棒兼常を抜き持ち、上座にいた孫四郎を斬り伏せ、続いて右兵衛大輔を斬り殺しました。


 真澄は長年に渡る鬱憤を晴らし、すぐさま稲葉山城の下にある道三の私邸に事の次第を伝えました。


 それを聞いた道三は、口から頭蓋骨が飛び出てしまいそうなくらい驚きました。


 しかし、そこは百戦錬磨の策士です。すぐに法螺貝を吹かせて軍勢を集めました。


 そして、町の四方から火を放って、町を焼き尽くし、城をはだか城にしてしまいました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ