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御徒町樹里の信長公記(四百文字小説)  作者: 神村 律子
首巻 是は左京御入洛なき以前の双紙なり
73/2152

火起請御取り候事其弐

 火起請にて白黒をはっきりさせようとした結果、一色村の左介は熱した鉄を熱さに堪え切れずに落としてしまったのですが、権力に取り憑かれたまるで某都知事のような池田恒興の一党は、第三者の厳しい目にさらす事なく、左介を成敗させないように鉄を奪い取り、証拠隠滅を図ろうとしていました。


 ちょうどその時、左京が鷹狩りの帰りにその場を通りかかりました。


 元猿が鷹狩りとはお笑い種だと思う地の文です。


「前々世の話はよせ!」


 どこでも構わずにボケまくる地の文に切れる左京です。


 左京は池田一派が騒ぎ立てているのを見て、


「弓や槍などの武具を持って大勢集まっているのは何事か?」


 双方の言い分を聞き、騒ぎの元をじっくりと検分するうちに左京の顔色が変わりました。


「ではどれ程に鉄を焼いて持たせたのか、先程と同じようにもう一度やってみせよ」


 左京は有無を言わせない迫力で命じました。


 何が始まるのかわからない池田勢は固唾を飲んで見守りました。


 

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