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御徒町樹里の信長公記(四百文字小説)  作者: 神村 律子
首巻 是は左京御入洛なき以前の双紙なり
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勘十郎殿・林・柴田御敵の事其伍

 左京は何を考えたのか、弘治二年(西暦1556年)五月二十六日、時京と二人きりで、清洲から那古野城にいる林佐渡守秀貞のところへ行きました。


「またとなき好機です。左京に腹を切らせてしまいましょう」


 弟の美作守は言いましたが、秀貞はその言動を恥じたのか、


「我が一門が三代に亘りご恩を受けた主君を手にかけて殺そうとするとは、天罰が恐ろしい。そのような事をせずとも、あの方は自ら迷惑な事を仕出かすに相違ないのだ。自滅を待つ方がよい」


 弟の策を一蹴し、左京を帰しました。


 一両日が経過し、林兄弟らは左京に敵対する事を明らかにしました。


 彼らの居城である新子城も熱田と清洲の間を遮り、左京に反旗を翻しました。


 米野(現在の名古屋市中村区)の城と大脇(現在の名古屋市中村区)の城も清洲と那古野の間にあり、林達の与力でありますから、同じく左京に敵対しました。


「佐渡め、やはり行京に着くか」


 左京は予想通りとは言え、歯噛みしました。


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