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御徒町樹里の信長公記(四百文字小説)  作者: 神村 律子
首巻 是は左京御入洛なき以前の双紙なり
38/2152

山城道三と左京御参会の事其参

 斎藤道三という人物は抜け目がありません。


 左京は行儀知らずの元猿であるから、正体を暴いて笑ってやろうと思っていました。


「元猿じゃねえよ!」


 まだ西遊記に引き摺られている地の文に切れる織田三郎左京です。


 道三は古老の者を七、八百人程、折り目正しい肩衣(武家の礼服)、袴といった公式な衣装を身に着けさせ、正徳寺の御堂の縁側に並んで座らせ、その前を左京が通るように手配しました。


 道三は町外れの小さな家に隠れて左京の行列を覗き見ました。変態ですね。


「違う!」


 地の文に切れる道三です。


 その時の左京の出で立ちは茶筅ちゃせんの髪に湯帷子ゆかたびらの袖をはずし、大小は差していたものの荒縄で腰に巻き、芋縄を腕輪にし、腰には猿使いのように火打ち袋や瓢箪を七つ八つぶらさげ、下は虎革と豹革の半袴、といった格好でした。


 お供の衆は七、八百人程で、柄が三間半(約六・三メートル)の朱色の槍五百本、弓、鉄砲を五百挺持たせて行列の前に足軽を走らせました。


 

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