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御徒町樹里の信長公記(四百文字小説)  作者: 神村 律子
首巻 是は左京御入洛なき以前の双紙なり
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三ノ山赤塚合戦の事其伍

 数刻にも渡って繰り広げられた合戦ですが、敵味方共顔見知りの仲でしたので、互いに気を抜く事はありませんでした。


 兵は馬を降りて戦っていたので、乗り捨てられた馬達は皆敵陣に駆け込んでしまいました。


 戦いが終わってからは、少しの誤りもなく、返し合いました。


 ずる賢い左京にしてはまともな対応をしたと思う地の文です。


「うるせえ!」


 正直な感想を述べた地の文に切れる左京です。


 スケベな左京は、凄まじい勢いで城へと帰りました。


 可愛い奥方の樹里に一刻も早く会いたいからです。


「余計な事を申すな!」


 顔を赤らめて地の文に切れる左京です。図星だったようです。


「そうなんですか」


 樹里はそれにも関わらず、笑顔全開です。


(樹里様、いとおしい。早くお会いしたい)


 城に向かいながら、だらしない顔でよだれを垂らす元猿の左京です。


「前々世と混同するな!」


 時代を超えてボケ続ける地の文に切れる左京です。


 これが左京が当主となってから初めての合戦でした。

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