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御徒町樹里の信長公記(四百文字小説)  作者: 神村 律子
首巻 是は左京御入洛なき以前の双紙なり
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備後守病死の事其肆

 等京が最後に建てた末盛城は弟の行京に譲り、柴田勝家、佐久間信盛らが付き従いました。


 左京の人望の無さが如実に現れていると思う地の文です。


「うるせえ!」


 率直な意見を述べただけの地の文に切れる左京です。


 皆が皆、等京の跡目は嫡男の左京ではなく、行京だと思っています。


 一刻も早く左京を廃嫡すべきだと思う地の文です。


「更にうるせえ!」


 元猿は至極真っ当な事を言った地の文に切れました。


「前々世の話はよせ!」


 更に元気よく切れる左京です。


「そうなんですか」


 そんな状況にも関わらず、正室の樹里は笑顔全開で応じました。


「樹里様、こんな私だが、夫婦めおとになって後悔していないか?」


 左京は樹里に尋ねました。すると樹里は、


「後悔するくらいならば、初めから輿こし入れなど致しませぬ」


 笑顔全開で告げました。


「樹里様」


 左京は目を潤ませて感動し、


(早く世継ぎを)


 欲情しましたが、


「私の血筋は女しか産めないのです」


 非常に衝撃的な事を言われました。

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