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御徒町樹里の信長公記(四百文字小説)  作者: 神村 律子
首巻 是は左京御入洛なき以前の双紙なり
103/2152

丹羽兵蔵御忠節の事其参

 美濃衆の一団は、二条(現在の京都市中京区)のたこ薬師の近くに宿を取りました。


 兵蔵は目印としてその宿の左右の門柱を削りました。


 それから、左京が泊まっている宿を探してみたら、室町通りの裏辻にあるとの事でした。


 左京の宿所を訪ね当てて門を叩くと、番の者がおりました。


「国許よりお使いで参りました。火急の用です。金森殿か蜂屋殿に目通りを願いたい」


 兵蔵が告げると、二人が出て来てくれました。


 兵蔵は委細漏らさず事の次第を伝えました。


 二人から事情を聞いた左京は、兵蔵を呼びつけました。


「其奴らの宿を見つけ出したか?」


 左京が尋ねると、兵蔵はかしこまって、


「二条のたこ薬師の近くの宿におります。門柱に目印をつけましたので、間違う事はあり得ませぬ」


 その後、左京達は話し合いを続けました。やがて、夜が明けました。


「その者達は、金森が見知っている者共であれば、早朝、その宿に出向いてみよ」


 金森は兵蔵と共にその宿に向かいました。

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