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博士と助手と大発明

死を恐れないという事

作者: 風木守人

「恐怖を感じなくなる薬を作った」

博士の一言に、助手は過敏に反応する。

「それを飲めば何も恐くなくなるのですか?」

「そうだ」

博士は答えた。

「スピリタスですか?」

「誰がアルコール度数96%の酒を作ったって?」

博士は憤って、

「酒でも麻薬でもないよ」

「それはすごいですね」

助手はむきになって、

「これを飲ませれば死を恐れない兵士の出来上がりだ!」

博士は首肯してから、

「ただ、この薬を飲むと二人に一人は死ぬんだよ」


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― 新着の感想 ―
[一言] とても深いですね。 意味に気付いた瞬間「ああ」と思いました。 僕はとてもじゃないけど飲めないや。
[一言]  飲む人には必要のない代物www
2012/06/28 13:42 退会済み
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