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第3話 プロローグ(3)

 我が国……。《《インドア帝国》》の海軍の旗艦……。一等戦列艦である《《ルナ号》》を囲む、《《輪形陣》》から隊列の《《縦隊列の陣》》へと変更をしている戦列艦やフリゲート艦、商船へと向け──!


 アイラさまはいつものように左手で握っていた小さなサーベルを鞘から抜き──!


 剣を天空へと力強く掲げると──!


「みなは~、(わたくし)と閣下のために死になさい~! そうすれば我がインドア帝国の戦士は~! この世界で一番の猛者であり、武士(もののふ)だと~! 世界の国々の戦士達から尊敬の熱い眼差しを受け、恐れられること間違いありません~! それに(わたくし)の勇猛なみなさんが仮に~、躯になったとしても~。陛下の妃であるわらわが直接みなに~、愛情を込め~、いつものようにリザレクションの魔法かかけ、次から次へと起こしてさしあげますから~。みなは~、何も気にしないで~、命を捨てる覚悟で~。戦場へと出陣~。陛下~とわらわ達妃に~、勝利をもたらしなさい~。わかりましたか~? わらわの愛するインドアの勇敢な兵士達よ~~~!」


 家柄からして、(わたくし)殿下の妃の中では筆頭格になるであろうアイラさまが兵士達へと優艶な容姿で《《魔法スキル魅惑》》を使用してしった激励すれば我が艦隊の水兵達の士気が極端に上がり! みなさんは死も恐れない勇敢なゾンビ兵となり、敵船へと我先にと猪突猛進──!


 突撃を決行する──!


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