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第1話 プロローグ(1)

(お願い)


 レヴュー・星・感想・ハート等を軽い気持ちで頂けると励みになりますのでよろしくお願いしますm(_ _"m)


 うわぁ~、今日も何て真っ青なのですか~!


 それも海は波を穏やか、空も雲一つ無い青空~!


 そんな様子だから私達は今日も嫁ぎ先であるインドア帝国の《《戦列艦》》の甲板の上──。


 まあ、デッキチェアーの上で殿下が私達妃のためにと用意をしてくれた優艶な水着を各自各々が着衣をして、お互いが仲良くオイルを塗り合いして、和と呼ばれる東の最果ての国……。


 そう、私と殿下の叔母さまが嫁いだ伯爵家がある国から輸入したらしい大きな日傘……。和紙と呼ばれる紙で作られたパラソルの下で涼みながら日向ぼっこを優雅に~! 可憐に楽しむのだ~! と言うことはない。


 まあ、今日は出来なくなってしまった。


 だって我が国の敵国であるスパニッシュの艦隊が海賊行為をして金銀財宝……。奴隷を手に入れては、ガッポ! ガッポ! と儲けていた我が国……。


 (わたくし)達イングリッシュ王国の各貴族の令嬢達が嫁いだ先……。インドア帝国の艦隊を破壊……。


 (わたくし)達も奪い、凌辱してやろうと血気盛んに猪突猛進をおこなってくるから。


「殿下~、いきますね~!?」


 艦隊司令の代行をしているマヤさまがマストの見張り台から、自分達の旦那さま……。


 そう褐色色の肌を持つ、麗しい~。でもお顔はキリッ! としている異国情緒溢れるイケメン王子さまへと尋ねれば。


「マヤ~、お前達の好きにしろ! 後は任せた!」


 (わたくし)達の王子さまは、デッキチェアーの上で、派手な模様の開襟シャツに水着姿で優雅に横たわりつつ赤のワインを所望……。飲まれ、寛ぎながら王子さまが好きにしろと、マヤさまに下知をくれたので。


 「アイ、アイ、サー!」


 マヤさまはいつもの戦のように元気よく、王子さまへと声を返したのでした。



 ◇◇◇





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