表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ジェノヴァの短編集  作者: neilia
16/26

2. あの子(2)

3人の女性と族長老人と一緒に村に下りた頃には、日が地平線に近づき、空が赤色で薄れていく頃だった。

ちょうど村から狩りに出かけた若い男性たちが復帰していて、それをこの村の女性たちと老いた族長が向かい合っていた。 その間に私が村に降りてきたため、不本意ながら村中の人々と向き合うことになった。

久しぶりに私がこの村に降りてきたことでもある。 ここの村の住民たちは私が楽にできるようにその東山と一帯地域を神の区域に設定し、私はその周辺をあえて抜け出そうとしなかった。 出かける必要も理由もなかったからだ。

私と同行した3人の女性たちは、私の世話で会えなかった家族に久しぶりに会ったからか、手を振りながら挨拶していた。 私の世話をしているだらしない姿が不便だったが、私は何も言わなかった。

この村の族長と狩りに出た男性たちの群れの大将格の人物が私を見て頭を下げて挨拶をした。 すると、他の村の人たちもみんな一緒に挨拶をした。 このように他人が私を崇拝し、上にいることに優越感を感じた。

私は彼らに頭を上げてもいいと言った。 すると、みんな頭を上げた。 この村の族長と先ほど私に向き合った族長が互いに目つき交換をするようだった。 たぶん彼ら同士でも話をしたのだろうと内心察しながら私は言った。


「隣町のデピス族長の懇願で私はしばらく席を外すことになった。 私が席を外しても、この村は神が占っているところだから、その神聖な守護がここを守っているので不安に思う必要はない」


私は内心村人たちに残念がってほしかったが、誰もそのような気配を見せなかった。 むしろ荷物の塊が消えるような表情をする者もいた。 最近になって私が何もしないでぶらぶら遊んではいたが、それなりにこの村が建てられ成長するのに多くの功績を立てた年だ。 私がこの村の人たちにしてあげたことがどれだけ多いか··· ところが考えてみると、ここの人たちの上の世代にまで恩恵を与えたようだ。


みんな口数が少ないので、私は照れくさくて言葉を付け加えた。


「これといった意見はないかな?」


「私たちは神の意志に逆らうことができますか。」


猟団の隊長が淡々と話した。 まるで「早く行け」と言うような口調だった。 隣にあるこの村の族長を見ると、ただいるだけだった。 それなりに送別会でも開いてほしかったが、そんなことは絶対なさそうだった。 昔の村人たちは私にどれほど親切にしてくれたか、今この村が何事もなく平和に暮らすのもすべて私のおかげなのに…···


「じゃあ、みんなこれといった意見がないみたいだから今行ってみよう、おいデフィス出発しよう」


「え?でも今暗くなってきたので、山を越えて私の町に行くにはちょっと支障がありそうです。 一晩過ごして翌朝に行かれてはいかがでしょうか。」


「君が言ったのではないか、村の不特定な子供が現れたと、君たちの村の住民たちが不安に思っているのに、どうしてゆっくり行けるだろうか。 早くついてくるように」


私はデピス族長の返事も聞かずにすぐに旅立った。


私が行くと言ったら、村の人たちも何も言わずに私の道を開いて避けてくれた。


デフィス族長が大変なら、そのまま村に置いて行こうとしたが、残念ながら彼は私についてきた。 内心一緒にいたくもなかった。


私は道を歩きながら徐々に暗くなる街に火をつけて明るくなっている町を後にした。 空には青白い黒い背景の間から星が一つ二つと姿を現し始めた。


そろそろ蒸し暑い夏が近づいてきたせいか、真夜中のコオロギをはじめとする昆虫の声が激しく聞こえてきた。


そして、その間に変な音が聞こえてきた。 老人の苦しい息づかい、はやりとする姿が耳障りだった。


「ちょっと静かに歩けないかな?」


「すみません。 私の身体が老衰しているので」


「そんなに体が老けたら人を行かせるんだよ、どうして直接ここまで来るんだ」


もし他の人が来たらあれこれ言い訳をしながら私は動かなかったことを知りながらも私は言った。


「うちのお年寄りたちも何もしないで家にだけ退屈ですよね、たまにはこうやって外に出てみるのもいいと聞きました」


私が以前彼に言った言葉なので、私はチェットという言葉だけ言って歩いた。


夜中だったが周辺の地形と道を知っていたが、夜空にはっきりと明るくなった星を見ながらそれなりに方向を定めた。 そして私は今日の月が満月であることを確認した。


「私が君を初めて見た時が今日のように満月だった時だったよね…」


「いいえ…あの時は半月だった時でした」


「あ、そうか…」


夜中に上がってくる感性がぱっと死んでしまったことを感じ、私はこれ以上話さなかった。 そして足をさらに急いだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ