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紅の姫は紅煌たる覇道を血で染める  作者: ネコ中佐
序章
5/193

設定集及び世界観 【魔法・奇跡】 ※随時更新

設定集追加!物語のスパイスとして使ってください(^^)


【魔法】


 ファンタジー定番の要素。物理法則に則り、現象を発現させる。発動した現象という名の魔法の威力、規模は、術者の体内魔力量と魔力制御、そして術者の知識量に依存しており、この三つを高水準に満たしていると簡単な魔法でも「『メ◯ゾー◯』ではない、『メ◯』だ」が出来る。

 そのために誰でも出来るものではなく、きちんと師弟或いは専門機関による修学が必要な学問並びに戦術になる。


【魔法体系の理解】




 ①体内魔力量




 読んで字の如く、術者がその身に内包した魔力。魔力量は修練によって増やすことが出来るが上限が存在しており、またその上限も人によって異なる。これは強力な魔法使いを数多く輩出した一門や貴族だとしても、上限が一つしか上がらないといった個人差が出てしまうためである。名門に生まれても、近しい人との格差が生まれることも普通にあり得る上に、不可逆なためどうあっても変えることができない。


 ただし、外部から魔力を持つ何かしらの媒体を用いた場合は擬似的かつ一時的に上限を上げることが出来る。


 

②魔力制御




 読んで字の如く、術者が魔力を用いて発動する際に規模をコントロールする。如何に魔力量が優れていようと制御できないのであれば意味がない。

 その為に、後述する知識と合わせて詠唱と呼ばれるものがある。詠唱とは、力を持った言霊を口にすることでバランスを取る為にある。

 無詠唱による魔法の発動は存在するが、本当に才能の有無に左右される為、この世界における魔法使い達は極々一部の変た……極めし者だけのものとなっている。




③知識




 言わずもがな、そのままである。魔法使いにとって知識とは黄金に等しき価値であり、真に魔法を極めんとするならば、決して避けられない道である。

 魔法には数多くの属性や初級から戦略級、果ては世界そのものに干渉するものまで幅広いため、知識の探究心無きものに魔道は大成できない。




④魔法のランク




 数多くの魔法が存在するが、起こす現象の規模が大きければ大きいほど複雑な術式と詠唱が必要になってくる。

 誰でも構想が思い起こせる現象(火の球、水の球など)であれば魔法名を唱えるだけで発動が容易なものもあれば、逆に災害規模の現象を起こそうとすれば個人で賄える魔力や制御を離れる危険性を孕むため複数人で発動させる魔法も存在する。


 魔法への明確な格決めは存在しないが、『第⚪︎位術式』や初級、戦略級といったような『⚪︎級』、『対⚪︎⚪︎』など、各地での呼び方で暗黙の了解という形で周知されている。


 その他にも既存の魔法体系から外れたものも存在し、代表的なものとして以下のものが挙げられる。


 ・十二種族イクシードの一つ、悪魔ネビュラの得意とする【契約】と呼ばれる魔法


 ・魔道を極めた、もしくは極めつつあるものが到達する【極醒】と言われる超抜級の魔法。


・【魔王の娘】が『願うことで発現』し、『世界に干渉』する願望具現化現象と呼ばれるもの。

  




 ⚫︎契約の魔法について


 【解明】の理を持つ概念の造神フルル・マクリィヌスが眷属として生み出した悪魔ネビュラに授けた魔法。別名魂の契約書ギアス・アニマ・カマルとも言う特殊な魔法。


 契約の魔法は使用者が己の魂を天秤にかけ、使用する魔法に対し誓約──【宣誓ゲッシュ】を課す。ここでいう誓約とは《自らに課す絶対条件》のことで、魔法発動の対価であると同時に、その強制力は世界法則すら上書きする。


 誓約の内容は千差万別で、単純な『術後しばらく動けなくなる』などの軽度なものから、『他者への加害を一切できなくなる』『寿命を削る』といった重度のものまで存在する。


 誓約の重大さと引き換えに、行使される魔法は他の体系を遥かに凌ぎ、時に“世界の書き換え”と呼ばれるほどの効果をもたらす。


 また、この魔法体系の厄介な点として誓約は破るごとに魂に傷を負う。この痛みは想像を絶するとされ、最終的には魂は焼却されて冥府に届くことなく死に至る。


 悪魔ネビュラはこの仕組みを“契約の美学”と呼び、破ることを最悪の恥とする文化を持つ。


 物語上では【第二章 動乱の帝国 ベル・クラウディア】chapter8-6にて悪魔ネビュラの1人であるジュダ・ツィオルキンが初めて発動した。

  



 今現在、確認されている【宣誓ゲッシュ】は三種類である。ただし、詩を唄うような効果内容のために使用者以外にはどのようなものかはわからない。



⚫︎宣誓ゲッシュ


Mercurius(メルクリウスの).Argentum(水銀)


 魂を燃やし、銀のごとき奔流と成す。


Alighieri(アルギエリの).Prae()cipitium()


 断崖へと堕ち、代償の深淵に捧ぐ。


Spada(スパーダの)Lapillus()


 礫の刃と化し、燃えゆ雨となりて眼窩の敵を撃つ





⚫︎極醒魔法とは


 極醒魔法とは、魔法を極めたとされる魔法使いが初めて魔法の真理を理解することで到達できる魔法の原点ともいえるもの、らしい。

 正確にいうと極醒魔法を会得するには三つのうちどれかに該当した場合にのみに限られる。



・生まれた時から魔道を極めている。


・世界の深淵に触れた


・◾️◾️◾️の縁者である



⚫︎《夢幻回廊》


 極醒魔法の一つ。第二章【動乱の帝国 ベル・クラウディア】chapter10-9、chapter10-10にて魔法使いマリウス・シオンが発動した極醒魔法。


 端的に説明すると、巨大なワームホールを生成する。ホールの向こう側に特殊空間を作ることができ、そこに敵を閉じ込めたり、味方を隠したり出来る。このワームホールはあらゆる時間軸に存在するという特徴があり、ホールを閉じるだけではこの魔法を止めることはできない。



⚫︎願望具現化現象とは



 【魔王の娘】エストレアがこういう事象を起こしたいと願うことで、自動的に術式が組み上げられて本人の意思で発動が可能になる。


 現状では二種類確認されている。詳細は設定集【主人公の技・魔法・権能】を閲覧、参考に。



・【餓恐蟲ティオールフォビア嵐血狂舞アポルテスト


・【昏落囁歌(エンプシー・ザント)夢落羊アルゴス





【奇跡】



 魔法とは異なるもう一つの術式体系。理念を経由して発動する魔法に対し、こちらは祈ることを媒介にして現象を引き起こす。もっともイメージしやすいのが、神官や修道女などの【神】に祈る形で魔法に近しい現象を発生させるというもの。


 現状はまだ有力な使用者が少ないため、単語のみ。




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