猫の語ること?
本日2月22日は、猫の日なんだそうな。
記念日だし、投稿してみました。
短いです。
※注意※
排泄に関わる言葉が出てきます。
食事中は、避けた方が良いかと。
【ご乱心】
いぃいぃぃぃっっやぁっっほぉぉおおーー!!
ダダダダダダダッ! ガン! ガサガサー!
ヒャッッハァーーー! なんって清々しい!!
ダンッ! ダダダダダダッ! バババッ!
聞いて聞いて! ちょっと聞いてる?!
ガサガサー! バリバリバリバリ! ダンッ!
「にゃっは~!にゃ~!にゃ~!!」
「…………あぁ、分かったよ。……う○こだね」
これが『うん○ハイ』。
大変騒がしき排泄。
未だにこのテンションにビックリするよ……。
うん○の何が君をヒャッハーさせるのだろう?
【ちょーだい】
「に~」
「駄目」
「にゃぁお」
「無理」
「にゃぁお! にゃぁお! にゃぁお!」
「かつぶしは、毎回入りません!」
「に゛ゃ」
「え? 通じてる?」
特別な日(獣医の帰り、人間側の記念日的な日、食欲ない日)にあげるかつぶし。
あげると、2食ほど諦めず要求してくる。
あげたいが、すまん。塩分過多だ。
たまに、会話出来ている気がする今日この頃。
【それだけは勘弁】
カリカリカリカリ
「にゃぁおん」
「駄目」
カリカリガッ
「駄目!」
「んに~」
「……開けやがった」
「にゃ~にゃ~」
「やめろ! こっちは真剣なんだ! 遊んでる余裕は無い!」
「にゃ~」
「やめろ! 登ってくんな!」
ゴソゴソくるり
「はぁ。なんで猫を膝に抱いて、トイレしなきゃいけないんだ。家が歪んで閉まらない扉が悪いのか」
何故か、トイレについて行きたいウチの猫。
ご主人がトイレで頑張ってると、必死に扉を開けようとする。
本当に、勘弁なんだ。
【もっと】
ペシペシペシペシペシペシペシペシ、ピタ
「に」
ペシペシペシペシペシペシペシ、ピタ
「にゃ」
ペシペシペシペシペシペシペガブ
「いてぇ! 止めるなら口ですればいいじゃん。なんで噛むんだ。催促は声でする癖に」
尻尾の付け根を叩かれるのがとても好きなドM猫。
敏感な所で優しく叩かれると悶絶するらしい。
嫌いな子もいるみたいだけど、ウチの猫は肛門押し付けてくる程大歓迎。
満足するまで結構長く、勝手にやめるとまた催促してくる。
【何かいる】
テレビを見ていて家族と会話。
「ねぇねぇ、この女優さんさ」
「うん?」
「に」
「場末のスナックのママみたいな雰囲気が、とても似合う」
「なんだそりゃ」
「にゃ」
「いやさぁ、この人の映画見た時、すっごい感動したんだよ! 何て言うか、誇りがあるというか、芯がある女を演じてるのがとても引き込まれた」
「へぇ、アクションしか興味ないから知らない」
「にゃぁ」
「ああ、そうだったね。でも、超切ない映画だった。また見たいけど、心が復活するのに時間かかりそう。それくらい切なかった」
「なんて映画?」
「ひにゃ」
「…………なんだっけ?」
「……あぁうん。調べれば良いんじゃないかな? 見たくなったら」
「み~」
「そうだね」
「てか、さっきから絶妙なタイミングで、会話に参加してる奴がいる」
「うん。ソファの下から聞こえるね……」
「に」
「なんで? 下?」
「多分、かつぶしあげなかったから拗ねてる?」
「にゃあ」
「そうだって言ってる気がする」
「駄目」
「ひ~ん」
話し掛けると、普通に返事してくる声がある。
本当に、会話が出来ている気がした昨日。
貴女は何を思い、何を語っているのか?
きっと、かつぶしくれくれが7割占めてるね。
お読み頂きありがとうございます。