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文豪少女、転生する

私は、見た目から典型的な文豪少女だ。小さい頃から本が大好きで将来の夢は本屋さん。小さい頃から自慢の長い黒髪に眼鏡。校則を守ったスカート。そしてインキャ。


テストの成績は平均のくせに国語の読解だけ満点。黒髪眼鏡で図書委員会。愛読書はロミオとジュリエットで、尊敬している方はシェイクスピア。過去の作品が大好きで、ラノベ系が苦手です…決して今世に出ている作品たちを侮辱するわけではないのですが、やはり昔に書かれた物語の文章力と高さなどはリスペクトするものですね…素晴らしいです。



さて、私の説明はこれくらいにして今日は委員会の活動をすぐに終わらせて早く家に帰りたいところです。なぜですかって?もちろん!私が普段読んでいるロミオとジュリエットの別の日本語訳の本が届くからです!今まで読んだものとはまた違った解釈のロミオとジュリエット…!もう今からワクワクが止まらないんです!



「こんにちは…」

「あ!内野さん!今日の担当は内野さんなんだね!今日はよろしく!内野さんとでよかった〜!」


この人は、隣のクラスの陽キャ男子の周防くん。じゃんけんで負けて図書委員になったらしいんだけど…この人と担当だと周防くんの友達が図書室に集まるから正直あまり好きじゃないんだよね…まぁ、私が本の整理しにいけば被害ないんだけどね…そんなこと考えててもいいことないよね!早く終わらせておうち帰ろ〜っと!



「お、終わった…」

「内野さんお疲れ!鍵しめお願いしちゃっていい?」

「え?あ、はい…」


周防くんが全く仕事しないで友達とカウンターでお話ししてるから仕事全部私に回ってきて帰るの遅くなっちゃった…急いで帰らないと!ロミオとジュリエットが私を待っている!


「急げ急げ!」


キキーッ


「え?」


バァン


「キャー!!」




う、嘘…まだ家に帰れてないのに…読めてない小説たくさんあるのに…今日楽しみにしてたロミオとジュリエットも読めなかった…こんなとこで死にたくないよ…


『大丈夫、私に任せて』


え?だ…誰?


『大丈夫、私はあなたの味方だよ。』


そんなこと急に言われても…


『ほら、気をつけないと落ちちゃうよ』


え?落ちるって…一体…って、


「もう落ちてるじゃん!!!味方なんじゃないの!?助けてよ!」

『新しい世界でも頑張ってね。応援してるよ。』


なんだこの人〜!!!!

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