表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
将棋をしよう!(連載版)  作者: 焼ミートスパ
第八章 四段(プロ)編
77/88

77 後手番一手損角換わりとちゃんと言える人は少ないよね

ボクが相掛りにしたら驚かれたんだよね


ボクが居飛車にしたくらいで大げさなんだよね





まあ今まで飛車を振って振って振りまくっていたんだから当然なんだよね


そうしていかにも居飛車ですって感じでコソッと4四歩してみたんだよね





ってわからないんだよね


角の右斜め前の歩を前に進めて角道をあけたんだよね




そうすると先手の相手も6六歩と角道をあけたんだよね


ここで角交換すると後手、つまりボクが損するんだよね


早い話負けやすいってことなんだよね





今までの対局の勝敗から決まっているんだよね


だから相手も何も考えずに角道を空けるんだよね


ボクの方で歩を動かして角道塞いでください、というわけなんだよね





だが断る!なんだよね


相手の思いを無視して後手のボクの方から角交換に行っていたんだよね





対戦相手は


こいつなにやっているんだ?


そんな感じで呆れた顔をしていたんだよね





そりゃそうなんだよね


不利になるから普通しないんだよね


でも無視して交換したんだよね


そりゃ呆れられるんだよね





相手は仕方が無いのでボクの角(馬)を銀で取ったんだよね


わざわざ負けに来る(手を使う)なんてバカ?って顔に書いてあったんだよね





でもしばらくして相手の顔がこわばっていたんだよね


だって指す手がないんだから、なんだよね





ボクは角交換したせいで相手よりも1手遅いんだよね


そうすると相手の方が先に駒組みを完了するんだよね




プロの対局ではほとんどすべての駒を使って攻撃するんだよね


歩を最前線の中央まで進めるんだよね


銀を繰り出して歩を補強するんだよね


飛車と角で遠距離射撃の準備をするんだよね





どこかで戦端が開かれたら一気に勝負が決まるのがプロの将棋なんだよね


将棋と言うのは互いに駒を動かすんだよね


だから相手よりも先に駒組みを完了して攻撃をした方が勝つんだよね





でも殴り合う相手が遅いと殴ろうとしても相手がまだ到着していないから殴れないんだよね


相手の駒組みを待つしかないんだよね


だけど将棋は手番か自動的に交代するんだよね


そうすると動かす駒が無いんだよね


無理矢理動かすのはダメなんだよね


完璧な駒組みを自分で崩すからなんだよね




防御の駒を動かして戻すとか待ちきれないから攻撃するというのは悪手なんだよね


そんな穴を相手が見逃すはずはないんだよね




でも自分の手番だと何か動かさないといけないんだよね


そうするとどうなるんだろうね


自滅するんだよね




・・・いや真面目な話なんだよね





未来むかしでやられたときに無茶苦茶腹が立ったんんだよね


そして『一手損角換わり』の有効性の高さに本当に驚いたんだよね


まじで凄いって思ったんだよね





将棋の無限の可能性に驚いたんだよね


恐怖したんだよね




それと同じことを目の前の相手が感じているんだよね


・・・御愁傷様なんだよね




一度崩れたメンタルはそう簡単には戻らないんだよね


顔色が真っ青なんだよね


そりゃそうなんだよね


対局中の持ち時間でなんとかできるようなものではなんだよね


現代将棋はあらかじめの検討で時間を節約しているんだよね


ということで勝利へのタクティクスは決まったんだよね




さあボクが挑戦者になるために


将棋をしよう!


なんだよね

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ