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将棋をしよう!(連載版)  作者: 焼ミートスパ
第八章 四段(プロ)編
66/88

66 王将戦が始まったんだよね

王将戦は




一次予選(B級1組以下のトーナメント)


二次予選(ここからA級が参戦)


挑戦者決定リーグ(挑戦者を決める)


王将戦7番勝負(王将と挑戦者の対局)



の4段階で進むんだよね





オレみたいな四段プロになりたてだと一次予選からの出場なんだね


150人以上が10組に分かれて勝ち抜き戦をするんだよね


各組の勝ち上がった勝者が二次予選に進むんだよね


ここでは大体4回勝たないといけないんだよね





ボク(C級2組)だと対局料は1局あたり10万円なんだよね


1組に上がると18万円


B級2組だと22万円


1組だと30万円


A級だと40万円


名人だと70万円


になるんだよね




あ、これは秘密だから誰にも言ってはいけないんだよね


対局料は非公開なんだよね




秘密はさておいて


B級以下したっぱの対局だけで単純計算で6000万円?


なんだよね




主催者は大変なんだよね




新聞社だから朝刊の将棋の棋譜解説と広告と出版で回収なんだよね


でも50年後くらいになると新聞を読まない人が多くて100年後にはなくなっているかもしれないんだよね


そうすると多分なくなっちゃうんだよね





それとも外食産業とか他の会社が引き継ぐかもしれないんだよね


将来が怖いんだよね


タイトル戦が無くなったりするかも?なんだよね





閑話休題バカばなしはさておいて





二次予選に出れるのは


前回の上位者


A級棋士


永世称号保有者


一次予選通過者


の全部で18くらい


・・・だったはずなんだよね







え?


難しすぎて計算できない?


大丈夫なんだよね


最初の3つを合わせるとA級全員なんだよね


そう考えると計算がいらないんだよね





ボクはもちろん一次予選を勝ち上がったんだよね




揃いも揃ってみんな居飛車なんだよね


不利飛車とか無理飛車とか言ってバカにしているんだよね


それに(飛車を)振ったら師匠や一門や同期に睨まれるんだよね


だから誰も指さないんだよね


・・・最強の戦法なのに惜しいんだよね




ボクはもちろん振ったんだよね


『ごきげん中飛車(ごき中)』なんだよね




順位戦と新人戦はごき中で勝てたんだよね


しかしそのまま上手く勝っていくことができないのが将棋というものなんだよね




順位戦は同じC級2組だけで新人戦は同じくC級だけで対局なんだよね




ここで忘れてはいけないのが棋士という職業なんだよね


低位の棋士だとばかにできないんだよね


なにせ師匠と兄弟子が後ろにいるんだよね


弟弟子が負けた棋譜を手に入れて対策をとった上に弟弟子に伝えるんだよね


そして勝つ(予定)んだよね




弟弟子に戦闘力を与えるなんてどこかのスタンドのようなんだよね




じゃなくって右側の桂馬を上げてきたんだよね


いわゆる『ポンポン桂』ってやつなんだよね




でもそれは知っているんだよね


初見でなら負けたかもしれないんだよね


でもごき中の対策のすべてを知っているんだよね




残念だったんだよね




<ガーン>


ってショックを受けた顔をしているんだよね




そりゃそうなんだよね


兄弟子と師匠が授けてくれた対策があっさり破られたんだよね





それにB級以下はA級の劣化コピー、下位互換なんだよね


A級全員の好みとか欠点を知っていると結構勝てるんだよね





ちなみに未来では、A級棋士は、好みだとか欠点だとかがネットで晒されているんだよね


酷い所になると対策までバラされているんだよね





将棋自体だけでなく、対戦相手の研究も完璧なんだよね


そりゃ負けないんだよね





さあ次の対策は何かな?って楽しみなんだよね




ワクドキできるから


将棋をしよう!


なんだよね

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