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将棋をしよう!(連載版)  作者: 焼ミートスパ
第五章 研修会編
47/88

47 飛車角落ちだと7クラス差なんだよね

研修会というのは奨励会の下部組織なんだよね


将来棋士になりたい子供が一杯なんだよね




当然のことながら腕に自信がある人ばかりなんだよね


それなのにボクは『駒落ち』で勝ちまくっているんだよね




『飛車角落ち』だったら7つくらい差があることになるんだよね


それをしろって言われたんだよね


もはやイジメなんだよね




それなのに更に香車を抜けとかいいやがったんだよね


研修会のお世話係の棋士せんせいは鬼なんだよね


いくら自分の弟子がボロ負けしたからってやりすぎだと思うんだよね






これ以上続けるなら師匠に言いつけるって脅したんだよね


さすがに同格の棋士が相手となると無視はできないんだよね


だから『四枚落ち』と『六枚落ち』はなくなったんだよね


・・・文句言わなかったらやらせるつもりだったそうなんだよね






あ、『四枚落ち』は飛車と角、両方の香なんだよね


『六枚落ち』は飛車と角、両方の桂と香なんだよね


そんなんで対局させるつもりだったのかと問い詰めたいんだよね






どちらも定跡があるというのが恐ろしいんだよね


恐ろしいことに『8枚落ち』や『10枚落ち』と言う言葉があるんだよね


・・・将棋というのは奥が深いと思うんだよね





まあそんなわけで「No!」と言ってみたんだよね


ボクはNoと言える日本人なんだよね




そうしたら


「『とんぼ』ならどうか?」


と言われたんだよね


全然懲りていなかったんだよね






え?


『トンボ』とは何か?





そりゃそうなんだよね


棋士かストーカ、もとい将棋ファンくらいしか判らないんだよね






駒が玉と飛車と角と歩だけというのが『トンボ』なんだよね


なんでトンボなんだろうとかツッコミはなしなんだよね


ボクも知らないんだよね






もちろんボクはNoと言える日本人なんだよね


そうしたら今度は『駒持ち』はどうかと言われたんだよね



落とした駒を相手に渡すのが『駒持ち』なんだよね


飛車角を落とした上に渡すとか鬼畜なんだよね


全然懲りていないんだよね








世話役と会員は同門なんだよね


だからボクに厳しかったんだよね






売られたケンカなら買うんだよね


年下相手に卑怯な手を使ったにもかかわらずフルボッコにされた屈辱を味わって貰うんだよね





二度と対局したくない、いや将棋そのものをしたくなくなるまで叩き潰すために


将棋をしよう!


なんだよね

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