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将棋をしよう!(連載版)  作者: 焼ミートスパ
第二章 小学校編
13/88

13 クラブ活動で総矢倉をするのは間違っているんだよね

「クラブに入ったばかりの4年生に勝ったからといって自慢にはならないぞ?」


上から目線で言われたんだよね



・・・あなたは誰ですか?、って問いかけたいんだよね







あ、状況がわかんないんだよね?


ちょっと簡単に説明したほうがいいんだよね?


・・・もっともボクもいまいち判ってないんだけどね(苦笑)







授業が終わったので下校しようとしたんだよね


そしたら『穴熊』先生にまたしても拉致られたんだよね


・・・拉致(される)癖がついたんだよね






小学一年生の身体なのでそりゃあもう簡単に拉致られるんだよね


先生がもう一人いたら完全に『両側から拘束された宇宙人』なんだよね





連れて行かれた先は授業内で行う将棋クラブ活動の教室だったんだよね


あ~、そうきたか~、思わず思ったんだよね


物事は悪い方にしか運ばないんだよね







小学一年生の授業は短いんだよね


午後は1コマだけなんだよね


だから2時には帰れるんだよね





一方、高学年になると午後は2コマなんだよね


木曜の最後のコマがクラブ活動なんだよね





そうするとクラブ活動がない小一を帰る時に捕まえればクラブ活動に引き摺りこむことができるんだよね


・・・その情熱を教育に使って貰いたいんだよね






そんなわけでクラブ活動に『レッツラゴー』なんだよね


古くないんだよね


元ネタは平成なんだよね




付いた先には『銀矢倉』くんが居たんだよね


もう『 』をつけるのがめんどくさいのでこれからは銀矢倉くんなんだよね




おまえが原因か!って思ったんだよね





・・・いや穴熊先生に拉致られた時に大体判っていたんだよね


でもできれば勘弁して欲しいと思っていたんだよね


物事は大体悪い方に転がるもんなんだよね




そして冒頭のシーンになるんだよね





なんでか知らないけど負けた方は諦めが悪くて足掻くんだよね


そんでもって自分の力でどうにかしようと思わないんだよね


勝てそうな人間を連れてくるんだよね


そんなんで勝って嬉しいのか?って言いたいんだよね






そういわけでさっそく対局が始まったんだよね


ボクの意見は無視なんだよね(涙)





ちなみに銀矢倉くんは4年生だけど、出てきた相手は5年生なんだよね


弟弟子よねんせいを倒すと兄弟子ごねんせいが出てくるんだよね


・・・メンツをつぶすとその兄貴分が出てくるなんてどこのや○ざだよ!、と同じだよね




まあ将棋界も似たようなものなんだよね






強けえば何でも許されるんだよね


・・・そっくりなんだよね(違います)





「よろしくお願いします」


と言われたので


「・・・よろしくお願いします」


と返事したんだよね





将棋は礼に始まって礼に終わるんだよね


当然なんだよね





なぜか相手の方が先に駒を動かすんだよね


もはや何も言うまい、なんだよね


呆れているんだよね





兄弟子(笑)がどんな手をするのかと思ったら『総矢倉』だったんだよね


『銀矢倉』の兄は『総矢倉』なんだよね





以前解説した『矢倉』の上の金の隣に銀を追加したのが『総矢倉』なんだよね



--------------------


   歩歩歩

歩歩銀金銀

  玉金

香桂


---------------------


と、こんな感じなんだよね





見ればわかるけど矢倉の強化版なんだよね


攻撃に使うはずの銀まで守備にまわすという非常識なんだよね


「どこまで玉を守れば気が済むんだよ!」と文句を言いたくなるんだよね


攻略するこちらの苦労を考えて欲しいんだよね





総矢倉の相矢倉、つまりどちらも総矢倉となった場合、双方とも攻め手を欠くんだよね


守り過ぎて攻撃をする駒が足りないんだよね


だから、互いに飛車を動かすだけの千日手になるんだよね





過去に何人ものタイトルホルダーが千日手打開の手を模索したというほども難関なんだよね


そして未だに解決していないんだよね


そんな不落要塞をどうしろというのか?!って言いたいんだよね





めんどくさいけど仕方がないから


将棋をしよう!


なんだよね

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