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200文字小説集

桜の花びらと共に(200文字小説)

作者: 日下部良介

 雨に濡れた桜の花びらと共に僕の想い出も散った。


 三年間の高校生活。

 僕たちは誰もが羨むカップルだった。

 でも僕は解っていた。

 彼女の本当の気持ちを。

 三年間付き合ってきたから…。


「このままでいいの?」

「なんのこと?」

「ちゃんと伝えた方がいい。君が本当に好きな人に」

「解かってたんだ」

「当然だろう。ずっと一緒に居たんだから」


 そして彼女は本当の気持ちを本当に好きな人に伝えた。


 さてと…。

 僕も本当の恋を探しに行くか!





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― 新着の感想 ―
[一言] 切ないですねぇ……。 相手のために身を引く。でも、きっと本当に好きならそれが一番良いのかもしれないですね。 僕はできるかわかりませんけど(笑
2015/04/07 21:24 退会済み
管理
[一言] 拝読しました。 うーん、切ない。 でも彼女は何故鉄人と付き合っていたのでしょうか? ある意味残酷な仕打ちとも受け取れます。
[良い点] 共学でなくてよかった! いえ、決して男子校ではなく、建前上は共学でした。 でも、工業高校機械化を受験する女子など皆無でした。 だから、ある意味無菌室で純粋培養された私たち。 こんなこと…
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