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私の最強の先輩  作者: 青木りよこ
4/9

3 入学式です

不躾な視線に晒されながら夕食を食べ終え、お風呂に入って、ベッドに潜り込んで、今日の出来事を振り返った。

信じられない程濃い一日だった。

私、今日だけで百五十年分生きた気がする。

あんな綺麗な顔した人この世に本当にいるんだなぁ。

明日起きたら今日のこと全部無かったことになってたりしないかな。

それはやだな。

憶えていたい。

あ、そうだ。

好きな食べ物ハンバーガーとピザって言ってたな。

髪と目は生まれつきじゃないって。

先輩身長は197センチだって。

あとは、あとは。


桜綺麗だったな。

新しい制服が嬉しくて、入学式、理事長美人だったな。

その後の先輩のインパクトが凄すぎて遥か彼方に行っちゃったけど。


「皆さん入学おめでとうございます。ウォルター魔術学院へようこそ。私理事長の七瀬瑠璃です。皆さんが立派なハンターとして社会に出ていけるようサポートしていきますので皆さんは安心して学院生活を楽しんでくださいね」


そういえば先輩が取ってくれた桜、いつからついてたんだろ。

恵美ちゃんが教えてくれなかったから入学式の後かな。

私の両目に録画機能があったら、あの時の先輩を何度でも正確に観れるのに。


「今日は皆さんの入学式でもあり、三年生にとっては卒業試験内容の発表でもあります、皆さん緊張してますか?」


明日授業終わったら先輩見れるんだ。

凄い、凄すぎてなんか、こう、どうしよう。

これ一年続くんだよね。

ひー。

寿命どれくらいの縮むんだろ。

私二十年も生きられないんじゃ。


「今年の卒業試験はタッグバトルです。三年生の皆さんには一年生と二人一組のタッグチームとなってダンジョンを攻略してもらいます。二人の合計WARで順位が決まります。因みに皆さんWARはwins attack reactionです。replacementではありませんからね。で、組み合わせですけど、公平にするため、一位と最下位でタッグを組んでいただきます。三年生の一位は一年生の最下位と、一年生の一位は三年生の最下位と、二人で力を合わせて一年間ダンジョンを攻略してください」


なんか悲鳴が上がってた気がするけど、気のせいだったかも。

周りの音消えてたし。


「三年生は一年生をしっかり面倒見てくださいね。お互いを尊重し、お互いのメンタルケアに努めること。卒業式まで必ず二人が在学していることも卒業試験に含まれます。余程の事情がない限りパートナーが退学した場合卒業試験は失格、留年してもらいますので覚悟してくださいね。パワハラやセクハラは絶対に禁止です。他者を虐めるような生徒は退学してもらいますからね。ここが一番大事なことなのでよーく覚えておいて下さいね」


理事長ニコニコ笑いながら言ってたな。


「ダンジョン攻略ですが、学院が指定した私が作った簡易ダンジョンも行くことを義務化します。あとゴールデンウィークまではE級ダンジョン以上に行くのを禁止します、ゆっくり慣れてくださいね、細かいルールはアプリを見てください。それでは一年間二人で力を合わせて頑張ってください、以上です」






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