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トリクルケーキと甘い罠

作者: 天海波平

エッセイに投稿しようか迷いましたが、作風から“童話”が適切と思いこちらで投稿させていただきます。

ある家にお母さんと長男をはじめとした多くの子供たちが住んでいました。

 お母さんは冷蔵庫からケーキの材料を取り出して、それを元に子どもたちはケーキを作りだします。

 長男の支持で他の子供たちは小麦粉を混ぜたり、卵を割ったり大忙しです。

 出来上がったケーキはとても美味しそうだけど、ちょっと小さなケーキでした。

 長男がいいます。

「長男の僕が大きいからこのケーキを分ける!」

 そして、そのケーキの大部分を自分のものにして、残りのを他の子供に分け与えます。

 そこにお母さんが言いました。

「お母さんにも頂戴」

 こうして子供たちそれぞれの分から、半分よりちょっと少ないケーキをとって長男からは二割ほどの量を取っていきます。

 

 子供たちは分けられた小さな小さなケーキに満足しません。

 それに作るのに非常に疲れて、動けませんでした。

 それを見た長男は「友達連れてくる」と言って近所の子を連れてケーキ作りを手伝わせようとします。

 長男とお母さんはその子に言います。

「君たちにも、もちろん分けてあげるよ」

 子供たちの取り分はどんどん減ります。

 お母さんがもっと材料を冷蔵庫から取り出せば大きなケーキが作れるのに「体の悪い」と言って、少ない材料しか取り出して来ません。

 お母さんは言います。

 「ほらほら、ちゃんと分けるのよ。お母さんはお爺さんへケーキを渡すね」

 そして隣のお爺さんの部屋に行くと襖をピシャリと閉めて、中を覗かせないようにしました。

 

 こうして、また日が暮れます。

 明日はどんな日になるのか、それは誰にも分かりません。


すでにお気づきでしょうが、お母さん(政府)、長男(大企業)、子供たち(中小企業、サラリーマン、庶民)、冷蔵庫(財務省)、近所の子(外国人労働者)、ケーキ(財政、予算)、体に悪い(インフレなど)を表しています。


細かくは違うでしょうけどね。


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