3、川を渡ってみたけれど…
「うわぁ…なにこれ…何処までも花畑だぁ…」
ロザンナは目を輝かせて花畑を満喫しながら他に道は無いのかを探したが見付ける事が出来なかった。
しかし今の彼女に諦めると言う選択肢はなく花畑を駆け回りながら探索を楽しむ事にした。
「んー?でもなぁ…何かありそうな予感はするんだけどなぁ…?」
何処までも続く花畑には見たことのない様々な種類の花が自生しており、それを見てるだけで少しずつ穏やかな気分になった。
初めの頃の勢いとは違いのんびりと歩き回っていると気付けばかなりの距離を探索していて奥まで来ていたようだ。
「んー、ここまでは特に無さそうだけど……?」
ここで初めて諦めるか迷ったが、なんとなく違和感があり、漠然とした感覚でも野生の勘のようなものが働いたので気の行くままに進んでみるとそこには大きな洞穴があった。
「おっ?やったー!なんだか面白そうな予感…」
やっと見付けた新たな発見に喜びの声を上げて早速奥へと向かうとそこは洞穴ではなく複雑に入り組んだ洞窟でロザンナはワクワクが止まらなくなっていた。
「一応死んでるなら問題ないかな?」
ずっと歩き続けても全く疲れる事がなかったので何度も迷いながらひたすら歩き続けてやっと着いた奥の突き当りには綺麗な泉があった。
「きゃーー!凄ーーーい!なにこれ…綺麗!」
濁りのない泉の水はキラキラと輝いていて思わずはしゃいで水に触れている間に『どうせ死んでるなら…』と思い、試しにそのまま泉に飛び込んでみた。
「あれ?浮かばないなぁ?可笑しいなぁ?死んだ筈なのになぁ…?」
ロザンナは困惑しながらそのまま溺れてしまうと花畑に来た事で一応は死んでる筈なので苦しくはなかったが何故か気を失っていた。
ロザンナ:やっと…着いた花畑!ここには肌も髪色も目の色も皆が違うのに仲良くしていてなんだか楽しいぞ!
泉も綺麗だったけど何故気絶するの?私一応は川を渡ってるから浮いても良さそうなのに…
ゼロ:やはり何処までも騒がしい奴だな…川を渡ったからと言って水に浮くとは限らないぞ?夏場の水難事故を良く考えなさい!
ロザンナ:あー確かに…海と違うよねぇ…浮き輪用意して欲しかったな。
ゼロ:この世界には魔道具や魔法があるからそんな物は不要だろう?
ロザンナ:確かに!でもここって魔法使えないんだけど…どういう事?
ゼロ:悪戯防止だな。
さて、ここまで読んでくれた皆様へ。有り難う御座いました。
ロザンナ:ページ下部の☆をポチッとしたら作者が喜ぶだけらしいよ。
ゼロ:作者はメンタルが豆腐並みらしいからあまり…多分泣くぞ?まぁ泣かせとくけど。
ロザンナ:ゼロもなかなかだね!
ゼロ:君もね?
まだまだ続きます。




