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愛という名の死因  作者: 鈴川掌
ネタバレ注意 以後本作の設定や裏話
14/14

「愛と言う名の死因」設定集 コンセプトとミライ編

活かせなかった、活かす気のなかった、本人に語らせる気のなかった設定とこの小説のコンセプトです。

本当は纏めて全員分アップしようと思いましたがちょっと一人当たり長くなりそうで面倒だったので、個別に分ける事にしました。

 まずこの小説のコンセプトを語ろうと思います。

 コンセプトは、主役はサチアと見せかけて、けれどミライの視点で進んだと思ったら、第五課全員が主人公と見せかけて、やっぱりミライに見せかけて、ツクロというたった一人の少女が願いを叶える為の物語です。

 それともう三つコンセプトがあります、それはポッとでキャラにモノローグと言えばいいのか、それとも共感するような過去や同情を抱かせないようにする事それが、僕がこの小説を書くにあたって決めたコンセプトその1です。

 二つ目のコンセプトは、全員の理由や過去を考えて短くてそれ以外の呼び名がない名前にするというモノです、例えるのであれば明智●●の様に苗字の後には名前があります、マリーやサチア、ミライには苗字がありません、キャプテンにはそもそも名前を用意しませんでした、こうする事によってキャラ特有の呼び名を無くし、一つの呼び名で固定するというのが、コンセプトその2です。

 三つ目は、過去を語りすぎない事を意識しました、苗字が無い、名前を言わない、名前が無い、こうなった原因を僕の中だけで留めて置くという事です、語ったとしても少し、それを意識しました。どういう環境で育ったか、どういう人生を歩んだか、この小説に出てくるキャラ第五課メンバーですね、彼らはそれ程人生というモノを重要視していない、という設定もしっかりと描写している訳ではないですが、言われてみればそんな風に思ってたかもと思わせるぐらいの描写はしたつもりです。これがコンセプトその3でした。


続いてキャラ設定を語っていきたいと思います。そのキャラの描写していない人生や、キャラの名前の意味だったり、最初のタイトルがさちあレみらいニだったのかもここで語りたいと思います。


ミライ


歳は不明(本人は知らないが設定を語るのであれば誕生日を迎えず19歳)

身長は、明智よりは大きく、キャプテンよりは頭一つ分位小さい

体重は不明、少し筋肉質


 人生 4歳か5歳の時に時に両親に捨てられ、その数時間後にその先サチアと名乗る事になる少女と出会い、ゴミだめでの生き方を教わる。

9歳までなんとか生きる為にゴミだめで、手は汚さないという壮絶な人生を送り、サチアと再会し、その先レニと名付ける赤子に出会う。

13歳までレニを育てる為にゴミだめで、人に言える事も、人に言えない事もやってきた。そういう事をやってきたからこそ、誰も信じる事ができない状態に陥る、自業自得。

死んでも誰も文句を言わない人材補充の為にゴミだめにやってきた、研究者に蜜の様に甘い誘惑に、将来レニを名乗る少女には手を出さないという事を契約して。

 14歳で特異体質に目覚める実験で普通に成功して、普通に生き残る。成功例として様々な研究をされる、あんな事やこんな事というをする為か研究対象として扱われた為、ぞんざいな対応はされはしなかった。16歳になった時、結果的に人材が不足となった研究所は最高の被検体であるミライを1013番として実験を行い見事成功、無謀な実験の二人目の成功例になる。そしてミライとサチアが成功例となった事で家族であるレニにまで手を出そうとした結果、二人の力をフル活用され研究所は壊滅、その際ツギハギだらけの少女をついでに救う。

 作中で数文登場した前首相が行なわせていた実験と言う事もあって、すぐに特殊事態対策班によって身柄の確保及び、安全な暮らしとレニへの普通教育を引き換えに特殊事態対策班がある会社に入社。その後はのうのうと生活し、誕生日を迎える前にツクロに薬を打ち、自らは死去。


 第五課のメンバーは全員、欲に対する欠陥を持っています。

 ミライは欲そのものの欠如です、生存欲求も無く、ただサチアとした約束を守る為に生きています。最終版でレニに語った事は全て嘘ではありません、確かにミライはレニの幸せを望んでいますが、それは約束による強制力もありました。そしてミライはその気になれば、三大欲求さえ失う事もできる状態になっています。理由は後述。


 好きな物は特になし

 嫌いな物も特になし

 ただ欲しい物は一つだけあり、それは自分と同じような視界を持っている人。これも後述。


 特異性と、特殊性について。

 最初に特異性と特殊性の違い、特異性は人間があり得る(あり得ない)進化を無理やりさせたモノ、そして特異性にはデメリットが存在しない。

 特殊性は進化でも何でもなく本当にオカルトに夢見た科学者たちの妄執サチアという例外が居なければそもそも存在すらし得なかった。そして特殊性にはデメリットが存在する。


 ミライの特異性は目に関する全機能の向上、視力や動体視力、色彩感覚全てが人外レベルに備わっている、例えるのであれば人間の目に、凄い高性能なスローモーションカメラと超デカい望遠鏡を付けたような状態、しかし目に置いては万能である為普通の人と同じ様な視界への切り替えが可能。作中でヘリコプターの先からサチアの動きを細かく認識できたり、スコープの余りないのは面倒くさかったのもあるが、描写等が少ないのはこの為。

 特殊性は未来を視て取捨選択し、確定する力。以後未来確定。

 言葉通り、先の未来を確認して、その中から選ぶことができ、その選んだ地点を確定させる力。未来が確定してしまえば、どのような行動をとってもその未来に収束してしまう力、なので一度確定さえしてしまえば、あとは椅子に座って見ているだけでも勝手にその事象は起こる。防ぐ方法はサチアの特殊性を利用するか、その未来を騙すかの二択、前者は過去改変によってそれが起こる可能性を全て排除すればよい、後者はツクロが1話でやったというより、ミライの使い方のミスでもあるのだが、銃弾が当たるという未来だけを実行してしまえば、当たっても死ぬとは限らないというモノ。ツクロに銃弾が当たるという未来は確定しているので、当たってしまえばそこからは防ぎようがある。

 けれど絶対あり得ない未来だけは確定できない、例えば手元に水も無いのに、1秒後コップに水を入れる等そういう、どうあがいても起こせない未来は、そもそも最初の取捨選択時に存在しない。

 デメリットは確定した未来を決定した瞬間に、その未来を歩んだ自分の記憶が、今の自分に入ってくるというモノ。ミライが作中で明智に語った「別人の記憶が入ってくる本人」とはこの状態。

 このデメリットによってミライは、自分が居なくても先に確定してしまえば、世界は何一つ変わらない、自分はこの世界に居る意味が無いという状態に陥っているのと、自分だけど自分ではない誰かの記憶が入っているので自分というモノが希薄になっている。

 この状態を例えるのであれば、映像をダウンロードして、アップロードする、そのアップロードされた映像をもう一度ダウンロードしてを繰り返している様な状態、だから画質がすこぶる悪くなる、そんな状態。


 同じ視界を持っている人が欲しいのは、確定した未来でミライ自身が居るという事を観測できる誰かが欲しいという、我儘。


 サチアがミライと私は全てが真逆と作中で語っているが、そうでは無くサチアとは足し引きをすると0になるようになっているので、人間的な総量は同じ。


 仮のタイトル「さちあレみらいニ」の通り、さちあはサチア、みらいはミライでひらがなを消し、残ったカタカナを読むと残った者としてレニとなっている。

 本当は漢文のレ点と送り仮名の。

 幸レで幸とレ点でさちあレ。未来と送り仮名のニでみらいニ。それを漢文として正しく読むと未来に幸あれと言うダジャレを含ませようとしたのだが、幸あれは、送り仮名があれという事を序章を投稿し終わった後に気づき、あえなく没となり申した。

 このタイトルでも良かったのだが、そうするとサチアはサチ、ミライはミライけれど、レニがアレニなってしまってもうどうしようも無かったという裏話です。


ここまで読んで頂きありがとうございました!

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