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ハシビロコウの修業

作者: 原一文

ハシビロコウはアフリカに生息している巨大な口を持つ鳥です。

身長は130cmぐらいあって、翼を広げると3メートルもあります。

方向音痴で、よく道に迷ったりしました。

一番困っていることは、のんきな性格なので、なかなか餌を取ることが

できませんでした。


いつもお腹が空いて、困るので、賢者たぬきに相談に行きました。

「たぬき先生、僕は動きは遅いからいつも餌をとれません。しかも、体

が大きいので、遠くから俺を見ると、皆は逃げてしまいました。

どうすればいいですか?」

「それは困りますね。風林火山を聞いたことがあります?」

「ぜひ教えていただきませんか?」

「孫子の兵法で侵掠は火のように早く、動かない時山のようにすると教えがあって。山のようにじっとすることができるか?」

「できます」

「じゃ、川辺にたってハイギョがでてくるまでじっと山のように動かないでね」

 「はい、わかりました。」


ハシビロコウは数時間かけて、山のように川辺に立ていました。

ハイギョが水面に浮かんでくる時、ハシビロコウはハイギョをゲットしました。

それから、ハシビロコウは毎日山のように川辺に立っていました。

ハシビロコウは動かないことも大事だとわかりました。


PS:

ハシビロコウは全国各地の動物園にいます。たまに人にお辞儀をしてくれるので、結構人に好かれます。皆さんは鑑賞した上に、普段の生活でハシビロコウのように不動な心を持ったほうがいいですね。









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