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最強美少女と最強男子  作者: キシゲ イシン シヨウ
第1章
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第4話 脅威の体力測定

 入学式から1週間が過ぎた。みんなそれぞれ部活に入部し始めている。

 今日の体育の授業は体力測定だ。種目は握力、上体起こし、長座体前屈、垂直とび、反復横とび、立ち幅とび、ハンドボール投げ、1500m(女子は1000m)、50m走の9種目だ。

 2人1組で行うため、美咲たちは美咲と美奈、美琴と美帆で組み、拓海たちは拓海と祐輔、雅樹と駿で組んだ。



 まずは体育館で行う種目からやるため、美咲たちは握力から始めた。美咲たちより先にやった女子の1人が言った。

「和美すごい! 両手とも37kg!」

「大したことないよ」

 和美と呼ばれた女子は村越和美。ハンドボール部員で父親が村越建設の社長だ。

 美咲たちも握力を測った。

「何kgだった美帆?」

「私は両手とも47kg。美奈は?」

「右が54kgで左が50kg。美琴は?」

「右は46kgで左が43kgだよ。美咲は?」

「左が65kgで、右は……80kg……」

「「「凄っ!!!」」」

 美奈と美琴と美帆も高校1年の女子としては十分凄いのだが、美咲は飛び抜けて凄い。当然他の女子はもちろん、男子も大騒ぎ。「彼女たち凄すぎだろ!」とか「あいつらほんとに女子か!?」など言っていた。



 一方男子のほうは、駿は右手が73kg左手が70kg、雅樹は右手が84kg左手が82kg、祐輔は右手が90kg左手が86kg、拓海は右手が100kg左手が95kgとこちらも高校1年の握力とは思えない数字だった。



 次は上体起こしだ。これまた4人は途轍もない数字で、美奈は37回、美琴は35回、美帆は34回、美咲は40回。

 男子の4人も凄い数字で、祐輔は39回、雅樹は38回、駿も38回、拓海は41回。



 その次の長座体前屈は8人とも非常に柔らかく、66cmを超えていた。

 次は反復横とび。これは美咲以外の3人が同じ記録で70点。美咲はまたもこれ以上の80点だった。男子の4人も同じで拓海以外の3人が75点で拓海は85点。

 垂直とびで女子は美琴が82cm、美奈が86cm、美帆が95cm、美咲が115cm。男子は祐輔が84cm、駿が89cm、雅樹が100cm、拓海が125cm。



 今度はグランドで残りの立ち幅とび、ハンドボール投げ、1500m(女子は1000m)、50m走。

 立ち幅とびは美奈が228cm、美帆が231cm、美琴が234cm、美咲が253cm、駿が270cm、祐輔が277cm、雅樹が284cm、拓海が297cm。


 ハンドボール投げは美咲以外の3人が30m、美咲が37m、駿が37m、雅樹が39m、祐輔が43m、拓海が50m。



 次は持久走。女子は1000mで先に美奈と美琴が走り、そのあと美咲と美帆が走った。タイムは美琴が3'33"、美帆が3'28"、美奈が3'21"、美咲が3'10"。男子は1500mで先に祐輔と雅樹が走り、拓海と駿があとに走った。記録は祐輔が4'37"、雅樹が4'31"、駿が4'23"、拓海が4'09"。



 最後に50m走。美咲が美琴と、美奈が美帆と一緒に走った。当然だが全中選手権短距離走優勝者である美琴は速すぎる。しかし、美咲も劣らず速くタイムは美琴が6,30秒、美咲が6,31秒、美奈が6,67秒、美帆が6,74秒と4人とも6秒台という脅威のタイム。男子は拓海は駿と、祐輔は雅樹と走り、タイムは拓海が5,79秒、駿が5,97秒、祐輔が5,83秒、雅樹が5,99秒というこれまた驚異的なタイムだった。




 この記録に男女とも驚いていたが、生徒だけでなく体育教師も驚いていた。当然、この後あちこちの部活の部長がじきじきに勧誘に来たのは言うまでもなかった。

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