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最強美少女と最強男子  作者: キシゲ イシン シヨウ
第3章
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第15話 嵐の前

 美咲たちは買った服を持ったまま昼食を食べるために、レストランフロアを歩いていた。

「何、食べる?」

「「お寿司!」」

「私はとんかつがいいな! 美咲ちゃんは?」

「そうねぇ、お蕎麦がいいわ」

 4人ともバラバラの希望だ。そのため、美咲は3人に譲ったので、美鈴も美月と美春に譲った。

「それじゃあ、回転寿司でいいわよね」

「「うん!」」

 レストランフロアの中央部にある回転寿司店に入った。







「合計1万2840円になります!」

 5人で計100皿(200貫)を食べたため、かなりの金額になったのだ。

「――――――、60円のお釣りです。ありがとうございました!」

 店を出た5人は帰宅するため、駐車場に向かう。すると、映画館の出口から見覚えのある少年が出てきた。その少年は黒田拓海だった。

「斎藤じゃねえか。家族で買い物か?」

「黒田は映画を見にここまで来たのか?」

「まあね。重そうだな、少し持とうか?」

「大丈夫」

「黒田君は何の映画を見たの?」

「シャーロックホームズ3です。かなり面白かったですよ!」

 雑談しながら駐車場に向かっていた。そのとき1人の男が走ってきた。

「誰かその男を捕まえて! ひったくりよ!」

 男はひったくりだったので美咲たちが捕まえようとしたが、美咲たちよりも先に拓海が動き、男を掴んで投げ、捕まえた。そのあとその男を警備員に引き渡したが、当然周りは野次馬だらけ。



 その野次馬の中に美咲たちを見ながら怪しげな笑みを浮かべている男がいたのだがその存在には誰も気づかなかった。

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