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最強美少女と最強男子  作者: キシゲ イシン シヨウ
第2章
31/52

第19話 終了後

 更衣室で制服に着替えた4人は、どこか寄っていかないか話しながら校舎を出た。

「モックにする? それともカスコ?」

「私はどっちでも?」

「私も。美咲は?」

「私は今日はこのまま帰るよ。特売に間に合いそうだから」

 申し訳なさそうに断る美咲。すると、美奈たちはあっさり寄り道するのをやめてしまった。気を遣ったのではなく、美咲がいないとなんとなく寂しいからだ。

「そうだ! 美咲、今日の特売私も付き合うよ!」

「「私も!」」

「いいよ。わざわざ3人とも逆方向だから」

「いいの! その代わり夕食ご馳走になっていくから」

「「うんうん!」」

 図々しいように聞こえるが、タダでご馳走になるわけではない。自分たちの分は自分たちで払うため、問題ないのだ。

「ありがとう!」



 千歳台駅に着くとスーパーに寄って特売品を大量に購入して帰宅する。美咲はいつも通り洗濯物を取り込み、美奈たちが食材を冷蔵庫に入れる。それが終わると美咲は着替え、リビングで4人は雑談をする。

 いつも通りの時間になると美咲は夕食の用意を始め、美奈と美琴と美帆も美咲と一緒に作る。


 美鈴たちが帰ってくる頃に用意が終わり美奈たちは美咲たちと夕食を共にする。美奈たちは時々こうやって美咲の家で夕食をご馳走になるのだ。





 夕食が食べ終わり、美琴が迎えを呼ぶ。

「美奈と美帆も乗っていくでしょ?」

「いつも悪いわね」

「いいのよ、そんなこと」

 20分程してチャイムが鳴り、覗き穴から上条家の運転手かを確認する。


「それじゃあ、美咲また明日ね!」

「今日はごちそうさま!」

「お邪魔しました!」

 3人は帰っていた。







 翌朝――――――――――――





 いつも通り登校する4人。すると、なぜかあちこちから視線を感じる。

「ねえ、何か今日はいつも以上に視線を感じるんだけど……」

「そうねぇ。なんでかしら?」

「服や髪の毛に何か付いてるのかしら?」

「何もついてなかったわよ」

 視線を気にしつつ、足早に教室に向かう。



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