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最強美少女と最強男子  作者: キシゲ イシン シヨウ
第2章
28/52

第16話 最強の4人VSファンクラブ 第5戦 (2)

ファンクラブ側のメンバーは番号で表示。

 赤のファンクラブ側のメンバーは166cmで4番PGポイントガード高木たかぎ萌花もえか、180cmで5番Cセンター清水しみずなぎさ、174cmで6番PFパワーフォワード秋元あきもと祥子しょうこ、163cmで7番SGシューティングガード高階たかしな恵子けいこ、170cmで8番SFスモールフォワード平岡ひらおか優香ゆうか

 一方、青の美咲たちは美奈が4番でPG、美琴が5番でSG、助っ人の由佳は6番でPF、美咲が7番でSF、美帆が8番でC。美咲たち4人は全ポジションできるため、どれでも構わない。だから5人目に合わせてポジションを決めている。因みに、美咲と美奈はC以外、美琴はPFとC以外がメインポジションだ。




 ジャンプボールは赤は5番、青は美帆だ。審判がボールを上げる。2人はジャンプしてボールに手を伸ばす。2人の身長差は約10cmだが、美帆の方が到達点高いため、美帆が前に叩く。美咲がキャッチすると、すぐ美奈にパスをする。美奈は美咲からのパスを右手でキャッチすると、そのままゴール下の美琴にパスする。

 赤はその速さにディフェンスすることができない。

「いつの間に!?」

 美琴はキャッチするとそのまま左のレイアップで決める。


 ザッ


 青2−0赤



「「速い!」」

 ギャラリーは青の攻撃の速さに驚きの声を上げている。



 美咲たちはすぐに引く。4番は美咲たちの戻りの速さに速攻を仕掛けず、ハーフコートオフェンスで攻めることにした。

「(ここは焦らず。まだ始まったばかり。相手のディフェンスはハーフコートのマンツーで、私のマッチアップは4番(美奈)ね………)」


 美咲たちのマッチアップは4番に美奈、5番に美帆、6番に由佳、7番に美琴、8番に美咲。


「(パスコースが少ないわね。この子たち、相当ディフェンスができるわね。こういう時は、インサイド!)」

 ハイポストにいた5番にパスを入れる4番。5番はローポストに入ろうとするが、美帆と近くにいた由佳のダブルチームで攻めきれない。だが、5番にダブルチームということは……。

「(祥子が空いてる!)」

 由佳がマッチアップしていた6番がフリーなので5番はパスを出す。ところが、これを美咲がカット。

「うそ!?」「なんで優香についていたはずの7番(美咲)が!?」

 8番は5番とは逆の右サイドにいるため、美咲が現れたのが予想外だっだ。

「美奈!」

 美咲はすぐにパス。ファーストブレイクだ。

 パスを受けた美奈は既にゴール下に走っていた美琴にパスする。

「美琴!」

 パスを受けた美琴は今度は右のレイアップ。


 ザッ


 青4−0赤


「今の速攻も速え!」

「速攻を止めることができないと赤はかなりやばいなぁ」



 赤は攻めるもシュートまでいけず、カットされファーストブレイクされる。しかも青のシュートは全て美琴1人のもの。



 第1クォーター残り2分



 得点は青26−0赤でまだ1本もシュートを打ててない。

「5番(美琴)を止めないと」

「でも彼女は元短距離走の選手だからそう簡単には追いつけないわ」

「まずはシュート1本決めること! 決まったら全力で戻ってマンツー!」

 赤は攻め方を変え、4番は7番にパス。

 7番はスリーポイントシュート。



 ザシュッ



「ようやく出た! 高階恵子の3P」

「一発で決めてきたぜ!」


 赤は速攻を仕掛けられる前に自陣コートに戻る。それを見て美奈は4人に声をかけた。

「それじゃあ、そろそろ行くわよ!」

「「「「OK!」」」」

 ここからが本当のゲームの始まりとなる。

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