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最強美少女と最強男子  作者: キシゲ イシン シヨウ
第2章
25/52

第13話 最強の4人VSファンクラブ 第4戦 (1)

「賭けは俺たちの勝ちだな」

「くっそー。あいつ等強すぎだろ!!」

 悔しがる工藤たちは14人に1000円ずつ払う。

 そんな賭けが行われていたとは知らない美咲たちはすぐ更衣室に行って着替え、教室に戻った。






 放課後――――――――――――。





 今日は5限で終わりのため、余裕をもって4戦目、5戦目を行うことができる。4戦目は水泳のため、水着を持って指定された第二屋内プール(50mプール)の更衣室に向かう美咲たち。

「水泳勝負ってことは、やっぱリレーだよねぇ」

「そうだろうね」

「問題は何のリレーなのか……」

「そうね。自由形かメドレーリレーのどちらかでしょうね」

「メドレーリレーだったら、どうする?」

「そしたら、美奈が背泳ぎ、美帆がバタフライ、美琴が平泳ぎ、私が自由形の方がいいんじゃない?」

 美咲はどの泳法も速いため、どれでも良い。そうなると、3人の中でそれぞれ自己タイムが良い泳法を選ぶと、美奈は背泳ぎが美咲の次に速く、美琴は平泳ぎが美咲の次に速く、美帆はバタフライが美咲の次に速いため、美咲が自由形を選択する方が良いと美咲は考えたのだ。

「確かにその方が良いかもしれないわね!」

「異議なし!」

「それじゃあ、自由形のレリーの順番はどうする?」

「じゃんけんで決める?」

「「「賛成!!」」」


 じゃんけんの結果、美琴、美奈、美帆、美咲の順になった。




 先に第二屋内プールに着いた美咲たちは、更衣室で水着に着替え、プールサイドでアップを始めた。アップが終わった頃にファンクラブの生徒たちがやって来た。

「対戦方法は、個人メドレーのリレーです」

「個人メドレーのリレー?」

「はい。200m個人メドレーを4人がリレー方式で継いで泳ぎます」

「つまり、第1泳者が個人メドレーで自由形まで泳ぎ終わったら、第2泳者が個人メドレーで自由形まで泳ぎ、第3、第4泳者も同じように個人メドレーを泳ぐってことですね」

「はい。このルールで構いませんか?」

「構いません」

「では、こちらのアップが終わり次第始めたいと思います」

 代表が去っていくと、美咲たちは順番をどうするか話し合った。その結果、自由形リレーの順番になった。



 ファンクラブ側のアップが済み、スタート台に第1泳者の美琴が上がる。


「それでは始めます………。用意…ピーッ!」

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