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最強美少女と最強男子  作者: キシゲ イシン シヨウ
第2章
20/52

第8話 最強の4人VSファンクラブ 第2戦 (2)

 4コート同時に始まった。どのコートもファンクラブチームのサービスからだ。


 美帆の相手は女子バドミントン部2年の清水。団体戦のメンバーでかなり強い。

 清水のバックハンドのショートサービスで始まり、美帆はバックのサイドハンドで右にウィップを放つ。清水がバックのサイドハンドで右にドライブ。それを美帆は右にプッシュし、清水は拾って左にロブを上げたが、美帆が強烈なスマッシュで決めてきた。


 1−0


 今度は美帆のサービスからで美帆もショートサービスを放ち、清水がドライブで返すと美帆もドライブを打つ。2、3回ラリーをして美帆がまたプッシュで仕掛けた。清水は今度はヘアピンで打ち返した。それを美帆は清水のいない左にロブを上げる。清水はスマッシュをストレートに放つ。


 パンッパンッ


 だが、美帆は難なくロブで返す。清水はクロスにスマッシュを打つがまた返され、今度はスマッシュではなくハイクリアーをで美帆の後ろへ。美帆は下がってジャンプしてスマッシュ。


 パンッシューン


 スマッシュの速度が速すぎて清水は当てることができず棒立ち状態。その後も美帆が主導権を握ったまま、清水は1点も取れずに試合は終わってしまった。美帆だけでなく、美琴も美奈も美咲も最初から最後まで指導権を握って試合が進んで行き、みんなストレート勝ちで試合を終わらせた。しかも、美咲は利き腕の右ではなく左で試合をしていたのだった。




「短かったね」

「ほんと。もう少しかかるかと思ってた」

「でも、おかげで早く帰れるわね」

「そうだな、早く着替えよう」

 体育の授業が終わった後のような会話をする4人。そこへファンクラブ代表が近づいてきた。

「本日はこちらの完敗です。ですが、明日は勝たせていただきます」

「こちらこそ受けて立ちます」

「では、明日は水泳と野球とバスケを行います。あと、サッカーの助っ人の人数ですが、3人から7人に変更します」

「わかりました」



 こうして初日の勝負は終わった。

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