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最強美少女と最強男子  作者: キシゲ イシン シヨウ
第2章
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第6話 最強の4人VSファンクラブ 第1戦 (4)

 しかし、美咲の右手はボールに触れず美咲は引っ込めた。


(えっ?)

 誰もが驚き心の中でそう呟いた。

 すると、美咲の横から1人の人影が現れた。みんな美咲のバックアタックがあまりにも印象が強すぎたため、高いトスが上がった時点で美咲が打ってくると思い込んでしまい、その横でもう1人が助走してくることに気がつかなかったのだ。トスの高さを冷静に判断できていれば、真帆が美咲に対して上げていたトスより低く美咲が打つとは限らないことがわかるはずだった。


 美咲の横に現れたのは、この試合25本連続でサーブを打ち続けていた遥だった。相手は完全に意表を突かれ動くことができず、遥は簡単に決めた。


「25−0で1年1組チームの勝ち」


 美咲たち6人はハイタッチをしながら喜んだ。

「ヤッター!」

「これでまずは1勝!」

「作戦大成功!」

「美咲の言ってたとおりだったね!」

 実は後半の攻撃パターンは美咲の考えた作戦だった。前半は美咲と美琴は攻撃に参加せずレシーブに集中して美奈と美帆と遥と真帆の4人で攻撃し続け、相手側を追い込んで向こうが気合を入れ直したところに美琴のバックアタックで再び崩し、さらに美咲の女子高生離れしたバックアタックで戦意喪失。そして、最後に美咲と遥の2人時間差攻撃で止めを刺す。この作戦が一番効果的だと美咲は考えたのだ。


「次はバドミントンね!」

「次も勝つわよ!」

「「「おー!」」」


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