表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最強美少女と最強男子  作者: キシゲ イシン シヨウ
第1章
11/52

第9話 初めての会話 (2)

 そこにいたのは、先程までラウンジに掲示されているテスト結果表の前で沈んでいたはずの雅樹だった。

「バスケなら付属中バスケ部エースだった俺に相談してくれよ!」

「なんであんたが出てくるのよ!」

 話に割り込んできたことに美琴が突っ込んだ。美琴と雅樹を無視している美咲を除いた他の人たちは呆然としている。

「まあ、細かい事気にするな!」

「「「「細かくない!!(怒)」」」」

 美咲以外の4人が突っ込むが、雅樹はまたアホなことを言い、それに対してまた突っ込む。そんなやり取りが暫くの間続き、さすがの美咲も我慢の限界が近づき、一発食らわして黙らせようと思い動こうとした、その時。

「雅樹、流石にしつこいぞ」

 祐輔と駿が止めに入った。

「どこがだよ!」

「全部………」

 さらに拓海も加わり、珍しく拓海が突っ込んだ。拓海が突っ込んだときは、いつも威圧感があり雅樹でさえ黙ってしまう。拓海の言葉のおかげで雅樹が黙ったので美咲は動かずに済んだ。

「それにいくらお前がバスケ部だったからと言ってプレースタイルやポジションが一緒とは限らないだろ」

「うー……」

 拓海の言葉に雅樹のテンションが下がり静かになったので、美帆と由佳は話進め始めた。

 美咲は自分には関係ない話になったので、弁当を食べる前にトイレへ行った。


「(椎名雅樹、ほんとに五月蝿い男だ)」

 少々不機嫌なままトイレから戻ってきた美咲は、目の前の光景に怒りを覚えた。なんと、雅樹が美咲の席に座って机の上に置いておいた弁当を勝手に食べているではないか。そのことに周りはまだ気づいていない。

「(私のお弁当!!!!(怒))」

 美咲は机を飛び越えて自分の席に向かった。





「うまい! この弁当!」

「お前、何食ってんだ?」

 祐輔の言葉に振り向いた美奈たちはその光景に大声で叫んだ。

「「「あー!!!!」」」

「ん? 何?」

「ちょっとあんた! 何、美咲のお弁当勝手に食べてるのよ!」

 他人の弁当を無断で食べているという自覚がないような返答に美琴が文句を言った。

「いや~、腹減っちゃって」

「だったら、自分の弁当食べなよ!」

「速弁したから、もうないんだよね」

「なら、食堂行って食べてきなさいよ!」

「金勿体ないじゃん」

 雅樹の言った理由に美奈たちは、頭を悩ませた。

「あんた美咲のお昼どうするのいよ!」

「食堂で食べてもらえば、いいじゃん」

「「「………あんた、死ぬわよ………」」」

 。美咲の家はこの学校の生徒の中では親の収入が一番少ないと思われる。美咲はお金は必要最低限の金額しか所持してない。さらに、この学校の食堂は高いため、無駄な出費をしないためにいつも弁当を作って持ってきている。過去に美咲のお弁当を無断で食べた馬鹿がいて、そいつは後で美咲にボッコボコにされていた。だから、その最悪なパターンは避けようと、3人が美咲にどう伝えるか考えようとした。

 しかし、時既に遅くもう美奈たちは真後ろに伝説の『鬼神』が現れてしまっていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ