2b2t.jpで遊んできた感想 minecraftのチーターを10ヶ月やって思ったこと 1
もう表題の通りです。2b2t.jpというサーバーで10ヶ月遊んで、どんな思いで過ごしてきたのか纏めていきたいだけのエッセイです。
その前に、2b2tについての説明をしましょうか。知らない方の方が多いと思われ……多いと思うんですがどうだろう、もしかしたら多少いるのかな。
さておき。
Minecraftという世界1売れたゲームがあります。オープンワールドで、クラフトゲーで、サバイバル要素もあり、探検要素もあるゲームです。
modを導入、はたまた自作して、新たな楽しみ方を模索することも可能です。
マルチプレイも可能です。つまり、誰かがサーバーを建てて、そこに接続して、多人数で遊ぶことも可能です。
そのマルチプレイできる、公開サーバーの1つが「2b2t.org」通称「本家」です。海外のサーバーであり、確か世界で2番目に古い公開サーバーで(ちゃんと調べていないので不明)、最古のアナーキーサーバーでもあります。
そう、アナーキーなのです。
建築荒らし、チート、サーバーへのハッキング、新規をひたすらリス狩り、何でもありです。実に自由、奔放に弱肉強食。
最初に概要を聞いた時は、社会実験の資料にすらなり得そうだなー、などと呑気なことも考えました。
因みにサーバー名の由来は、「2 builders 2 tools」だそうです。略して2b2t。
このサーバーを、おにや、という実況者が取り上げました。無秩序な世界を日本に紹介した訳です。
そして瞬く間に、日本で2b2t熱が起こります。おにや信者やアンチもどんどん本家に入っていきました。2020年12月のことです。
更に翌月3日には、「2b2t.jp」というドメインのサーバー、通称「jp鯖」も出来ました。人気っぷりが分かりますね!
そんな本家には、設けられるに至った詳細を省きますが、サーバーに入る為に待機列があったりします。まあ、人気ですからね。順番通りに遊ばせる為にも、列に並ばせるのは、運営もやむなしと考えたのでしょう。
ところが、如何せんその待機列が長い! どれくらいかと言うと、大体サーバーに接続したら700人待ちですが、それで約6時間待ちます。混む時間帯は、1000人待ちも超えて、10時間も画面の前で待ちぼうけです。流石にひでえ。
課金で優先列になりますが、忙しい時は優先列でも1時間は待ちます。
それでもちゃんと待っては、遊び続ける猛者もいるので恐ろしい。だからまあ、率直に言うと、「気力が持たんわ。おめえらバケモンかよ、自分は折れたわい」です。
さて。こんな感じで面白そうで面白くて、但し、遊ぶ為にリアルマネー、或いは時間をかけないと、抑々サーバーに入れない。
それに対してjp鯖は、新しく出来て歴史も浅く、尚古思想蔓延る本家プレイヤーの方々はあまり来ず、故に待機列もない。それでいて気軽にアナーキーを楽しめる。
これはもう、jp鯖で遊ぶしかないでしょう!
そういう訳で、日本人プレイヤーの多くは、このjp鯖に1度は入っていったんじゃないかなと思っています。自分もその1人です。
いつからプレイし始めたかというと、(証拠がなくて遡れないですが、恐らく状況的に)1月29日に初めて参加したので、まあ実質2月からですかね。一応jp鯖の古参と言えなくもない程度です。なんちゃって古参ですね。
で。
本家ほどではないとは言っても、アナーキーサーバーなので、当時Minecraft歴半年も行かない情報弱者が、公開チャットで気軽に話ができるかというと、そんなことはありませんでした。
何故かって? チャットに打ち込んだだけで、生IPを抜かれて住所特定の危機がある、という噂を真に受けたからですよ! 実際には、「jp鯖では」そこまでのクラッキングを行ったプレイヤーはいませんでしたけど。(現在進行形でlog4j2ライブラリの悪用で、マイクラユーザー、基いjavaユーザー全体が危ない状況なので、警戒すること自体は正しいと今でも思っていますけどね)
流石にそこから4ヶ月も下れば、少しは話すようになっていましたが、逆にそれくらい待って漸くROM勢を抜けた感じです。
そんな訳で、一方的に色んな方を知っていますが、相手が私を知っているのかは怪しいですね。
ただ、サーバー閉鎖までの10ヶ月で、プレイ時間60.02日なので(我ながら長過ぎるw)、元プレイヤーの皆さんはどこかしらで自分を見かけているんじゃないかなと、淡い期待を持っています。
まあチャットすらもROMる奴が自分なので、チートを導入することすらも手が出せずにいました。
導入は自己責任! みたいな解説が、種々のサイトでなされていて、すっかり怖くなっていたんですよね。
ずっとバニラ、つまりmodなしでやっていました。
こう書くと、ピンと来た人がいるかも知れませんが、実はチートもmodの1つです。だから、誰でも導入できるんですね。導入方法も非常に明快で、さほど労力がかかりません。
界隈の中で比較的有名なチート用modと言えば、「Impact」や「KAMI Blue」、「Sal hack」や「Inertia」などがありますが、その内Impactというチートを最初に入れました。多分一応2月中のことです。
そこから自分のチーター生活は始まりました。
Impactはmodではありますが、当然チートなので他の一般的なmodと違い、その辺に解説が転がっている訳ではありません。どのモジュールが、どういった機能を持っていて、どういう動作になるのか、全て自力で調べる必要がありました。
まあ、モジュールにカーソルを合わせれば、簡単なTipsが表示されるんですけどね! それでも細かい解説まではフォローされてはいません。
そうしてやはり一々試しては挙動理解を進める必要があって、チートも簡単じゃないねぇ、などと呑気に考えていました。
その試行錯誤を経て、幾つかのチートは常駐でONにすることにしました。要するにパッシブなものです。OFFにできる点では、バフとも違いますけどそんな感じです。
その過程の例を挙げましょうか。minecraftには満腹度というパラメーターがあります。走れば減りますし、HPの回復時にも消費されます。当然これに対応する、満腹度の減りを極端に遅らせるチートもあります。「anti hunger」と呼ばれているこのチートですが、ONにしても然程変わった気はしませんでしたが、逆にOFFにした所、露骨にお腹の減りが早くなりました。
点けても効果が分からないのに、切ったら露骨に変化が分かる――まるでいなくなってから大切さに気付くパーティーの仲間ですね。ざまぁの導入か。
冗談は措いてくとして、そんな感じでまずはパッシブチートを詰めていきましたね。
2月も終わる頃には、大体サーバー閉鎖時点と変わらないパッシブ構成になっていました。
取り敢えずリストアップすると、
Critical Packet
Velocity 0% 0%
No Fall Packet
Weather Clear
Anti Overlay
New Chunks
Trajectories
Item Saver
Auto Tool
Inventory
Anti AFK
No Push
Portals
Rader
Light
ESP
Discord RCP
これらが常時点けていたチートですね。
……はい、解説がないとさっぱりですね。気力があればいずれ解説します。(ツッコミが来るのが怖いので断っておきますが、これはImpactでのモジュール名です。他のチートツールでは別のモジュール名になっているのもあります(何の予防線だよ))
――(気力があれば)つづく
補足しますが、一般論としてチートの推奨をするとか、そういう訳では一切ありません
逆にパソコンを壊されても知らんって感じですし、相手も信用しなくなりますからね
2b2tが特殊な場所だからこそ、通用する話です