聖なる宝玉と、血塗れた王冠

登場人物

主要登場人物

《烈侯家》

狼奇(ろうき)　　　　烈侯の跡取り息子、やる気がなく素行が悪い。征乾(せいかん)将軍。

朱苛(しゅか)　　　　狼奇の妹、生真面目。常に男装を通す。征坤(せいこん)将軍。

梁桀(りょうけつ)　　　　舜国二大侯家の一つ、烈侯家の主。

姜和(きょうわ)　　　　狼奇の部下。昔は朝廷の高官だった。

沈約(しんやく)　　　　烈侯の指示により王都を守る。

《采侯家》

皓之(こうし)　　　　采侯の跡取り息子、金髪碧眼のそつのない美男子。二十一歳。征艮(せいこん)将軍。

媚白(びはく)　　　　皓之の姉。金髪碧眼の美女。

《王家》

文成公(ぶんぜいこう)伯洛(はくらく)　　　　王の三男。体が弱い。十四歳。

武信公(ぶしんこう)幹蒙(かんもう)　　　　王の次男。武芸を得意とする。

昭蝉(しょうぜん)　　　　王后。美しく優しい女性。

《聖宮》

晶瑛(しょうえい)　　　　次の王を定める神玉の声を聞く斎女。銀髪で有名な十四歳の美少女。

《その他廷臣》

宋義(そうぎ)　　　　初老の宰相。朝廷を牛耳る。

董辰(とうしん)　　　　宋義の下官。名家の出ではないが、宋義によって取り立てられる。

呂馬(りょば)　　　　王家に長く使える将軍。六十過ぎ。老将軍と呼ばれる。

《冠城の住人》

蘭々(らんらん)　　　　冠城の長屋に住む少女

《江邑の住人》

夫曽(ふそ)　　　　江邑の商人。儲け話に目がない。

弧張(こちょう)　　　　両親はいないが元気で明るい浮浪児。

《その他》

班固(はんこ)　　　　猪狄(いてき)軍の大将。赤虎将軍。

魁傑(かいけつ)　　　　舜国采侯領を荒らす乱賊の頭目。