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『赤いモフモフ』(なろうで執筆中)のお陰で成り立ってるので感謝感謝ありがたやー(*´ω`*)
このお話はある孤児のお話いろいろリアルとかで話聞いて書いてみたくなったので書いてみましたー。
では『サヨナラの合図』どうぞ!( ゜∀゜)つ!
サヨナラの合図
いつかの静寂の夜。
空には星空が煌びやかに輝いている。
夜風が肌寒い。
[サヨナラ]
小さいながらも耳に聞きなれた声が響く
それは一体誰の声なのか。
聞きなれているはずなのに不思議と思いだせない,,,
いつもそばにいたような声,,,。
しかし彼の寝ぼけた頭にはそれが思い出せない。
そのとき彼は、このサヨナラが彼にシアワセを呼び込むものだとは夢にも思わなかった。
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朝早い教室。
時計の針はまだ7時半を指している。
[おはよう、咲良]
彼は窓際の彼女へと、いつものように声をかける。
彼女はいつも通り、返事を声には出さず手を小さく振って笑顔を見せる。
彼女と僕が知り合ったのは5年前の冬だった。
僕と彼女は同じ孤児院出身だ。
僕が孤児院に入った当初、院長先生は彼女に僕を案内するよう伝えた。
彼女の方が孤児院生活は長い。
彼女は不思議と声を出さず彼に一生懸命施設を見せて回ってくれた。
僕、いや悠は無言だが懸命に案内してくれる彼女に惚れてしまった。
それから僕は彼女とよく一緒にいるようになった。
好きな人と一緒にいたい、その一心で。
でも僕はいつも気になっている事があった。
僕は彼女の声を聞いた事がないのだ。
まだ幼かった僕はなぜ彼女はしゃべりたがらないのか気になり、孤児院のママを問い詰めた。
なぜ彼女はしゃべりたがらないのか、僕の事嫌いなのかな。
しかしママは終始無言で僕に答えてはくれなかった,,,
そうしてしばらくの時が過ぎ、彼が孤児院に来てから1年がたったころの事だ。
その日、僕は始めて彼女が他の孤児にいじめられていることに気付いた。
声を出さず涙だけをこぼしながら座り込む彼女の前に複数人の孤児院の仲間たち。
その光景を偶然見てしまった僕。
そこからの記憶は僕に残っていない。
次に残っている記憶は医務室のベットに傷だらけで寝ていたことだ。
すぐそばには彼女が座って机に突っ伏して泣いている。
僕は彼女に声をかける、大丈夫?
しかし彼女は気付いていない彼女から声がする。僕は始めて彼女の声が聞こえ、耳を澄ました。
そうすると彼女は泣きながらこう言っていた。
[どうして,,,私が皆を不幸にして傷つけてしまうの]
あの頃の僕は意味がわからずただただ彼女を慰める事しかできなかった。
まだ少し幼い僕には彼女の言葉の真意を見つけることはできなかったのだ,,,
最後まで読んでくださり有難うございます!(*´ω`*)お話いかがでしょうか感想などあればコメントしていただきたいです。
by オセロット osrt
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皆さん、初めまして。
『赤いモフモフ』と言います。
小説家になろうでは『3人の理想郷』の作者3名の一人として活動しています。
これからはオセロットさんと一緒に
(主に肉付けとかしかしてないのは内緒)
皆さんに面白い!もっと読みたい!と思って貰えるような作品を書いていきたいです。
さて、今話はオセロットさんと俺の関係について少々。
俺とオセロットさんが初めて会ったのはとあるネトゲにてチャットをしている時でした。
そこから意気投合。
リアルで会った事は無いですが、ノリで小説一緒に書く事になっちゃいました笑。
顔を拝見した事は当然なく、声さえも聞いた事が無い相手だからこそ、分かり合えるのです!←かっこよくキメたつもり。
今回はここら辺で失礼させていただきます!
ありがとうございました!
BY赤いモフモフ
※ネッ友3人で書いている小説です。是非1度読んでみてください!↓
https://ncode.syosetu.com/n5983gg/