1) 新米観察者ですが
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ここが初めての勤務地…、なかなか色彩豊かな星だ。よし、この地の情報を集めまくって、いち早く宇宙に戻るんだ、その前にまずは手ごろな器を探しにっと。なんせ器がないとさ、アカシックと繋がっているこの意識体は無限に拡張するから、観察どころか意識体としての存続も危うくなるからね。さてさてっと……
おぉ沢山あるではないか。これなんか魂が抜けてまだ間もない、これにしよう。
さてさて茶々っと傷の修復をっと、えぇぇぇ、何故またこの器に傷をつける。魔獣…鬼ウサギ…何なのだそれは。
なるほど、魔獣とはこの者たちにとって、脅威となる存在ではあるが売れば金になる…売るって何、お金って何だ。うわぁぁぁぁ、こんなことならもっと過去のアカシックを読んでおくんだった。
とっ、とにかくだ落ち着け、判ったことが沢山ある。こいつ等が冒険者と呼ばれる種族で各個体には区分けのための呼び方がある。この器が鬼ウサギと呼ばれる弱っちぃ魔獣だという事も判った。それに尖がった物は角、白くふわふわした物は毛皮っと、そして毛皮の下は…肉と内臓・骨というものが詰まってている…器器か。そうそう部位ごとに切り分けることは解体というんだな。
……なんて呑気に考えている場合か、器が解体される前にこの場を去らないと…
そしてこれが一番重要だ。今回の経験で判った事、鬼ウサギは器には向かないぃぃぃ。




