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プロローグ
時々ふと考える。
時の流れ、人の人生とゆうのは音色や楽譜によく似ていると。
たくさんの音が集まって1つの楽譜になる。
音が重なり穏やかになったり激しくなったり…
隣あった音は不協和音と呼ばれ、暗くて切ない音を奏でる。
同じ楽譜でも奏でる人によって全く違う音色となり誰かの心に響く。
生きることも同じではないだろうか。
一人一人全く違う生き方があって誰かと出会い誰かと別れ、色んな音が重なるようにその一つ一つが時に優しく時に悲しく「未来」とゆう名の楽譜になっていく。
どんな音色になるかはその人の選択次第。
あの時別の選択をしていれば…
なんて
後悔したり振り返ったりする事もあるけど
自分で選んだ道だから今の自分に明日の自分に繋がって行く。
こんな私にも心にやさしく響く私だけの音色を奏でる事ができるだろうか
そんな事を考えながら今日も私は誰かの心に届くように思いを込めて歌を歌う。
いつ終わるかなんてわからない長いようで短い人生とゆう楽譜の中で本当に大切なものを見つけられるように。