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zombie apocalypse (ゾンビアポカリプス)

 新鮮な血の臭い漂う密集されたスラブ街は、ゾンビが溢れかえっている。とうとう、向こう側の道路の端まで溢れかえってしまい。それを一軒の平屋建ての中から、雄々しく黒いスーツを着た男たちがトンプソンマシンガンで蜂の巣にしていた。


 元はアンデッドと化したホワイトシティの住人だが、……ゾンビは人を襲うようだ。そう考えたモートは、仕方なく。黒いスーツ姿の男たちを助けるため。ゾンビの首を狩っていった。


 次々とゾンビの首が飛び。

 汚れた血が辺りに凄惨に舞った。


 と、その時。


「モート! そのゾンビはもう死んでるけど殺しちゃダメよ!!」


 モートが振り向くと、平屋建ての小窓からシンクレアが怯えた顔を出していた。どうやら、この平屋建てがシンクレアの家らしい。初めてそのことを知ったモートは、きっと、この平屋建ての中には、今もシンクレアの姉弟がたくさん住んでいるのだろうと考えた。勿論、ミリーもいるはずだ。その証拠にミリーが姿を現した。


「向かいの優しいお爺さんだったの!! 部下にもそう命令しているの!! きっと、今はひどい状態だけど、この現象が治ると元に戻るんだわ。きっと、そう。そうよねモート」


 シンクレアの顔は血の気が引いているが、その更に年下のミリーは裏の組織を牛耳っているだけあって、忽然としていた。


「……わかった」


 モートは、ゾンビ化しているので、誰が誰だかわからなかった。なので、お爺さんの服装や身長をしているゾンビだけを狩ることを止めた。

 

「ああ! モート! ゾンビだからわからないのよね! 私の部下には向いのお爺さんはわかるから、そのゾンビだけ残して、どうでもいいゾンビじいさんは撃たせているわ! だから、モートは他を退治して!」


 黒いスーツの男たちのトンプソンマシンガンの弾丸は、当然モートの身体を貫通していく。弾が体内を通っていってもモートは平然として、ゾンビを狩ることに専念した。


 やがて、一体のゾンビだけ残して、汚れた血と肉塊だけが残った。



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