表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
47/70

mansion (屋敷)

「ジョン……あの人は、なんだか棺桶を見ているような雰囲気がしてたわ……もう、この世にはいない。いや、死者とも違う別の存在で……なんていうか……」

「……」


 だが……。

 

 離れた場所からガシャンと複数の窓が割れる大きな音がした。


「ヘレン。少しここで待っててくれ行ってくる」


 モートが割れた窓の場所へと走っていった。


 ヘレンはまた辛抱強く通路で待った。

 破壊の音や、グシャッという何かが潰れる音。窓が更に割れる音などが、しばらく鳴り響いた。

 だが、奥の方から一体の何かがこちらに近づいてきた。


 それは全身灰色のゾンビだった。 

 煤ぼけていて、まるで暖炉のようなところから這い出てきたかのような姿だった。

 こちらにゆっくりと歩いてくる。

 ヘレンは怖くなって逃げの態勢になった。


「ごめん……ヘレン」


 灰色のゾンビの首が、銀の大鎌の斬撃でブチンっと勢いよくあらぬ方向へ飛んだ。


「一体……逃してしまったんだ……」

「こっちは大丈夫よ。それよりモート。そっちにジョンたちは居たの?」

「いや、いない」

「そう……」


 ヘレンは肌寒くなって肩を摩った。モートと二人で出入り口の玄関を探し、数十分後には、モートのお蔭でヘレンはこの屋敷から無事に出ることができた。 


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ