突然終わるし、突然始まる。
初投稿のクワンツです。
小説を書いてみたくて始めてみました。
自分なりに面白いと思って書いています。
至らない点は多いですが、一度目を通して頂けると嬉しいです。
はぁ。本当いつ死んじゃうかわかんないよな。
通学途中の電車で通り魔に刺されるなんて、、、。
高校の入学式終わった後だよ。ありえなくない?
せっかく、イケメンのハルト君と隣の席になって、うまくいきそうだったのにな。
ついてない、、、。
「そんなことないぞ!」
「何!?だれ!?」
「神だー!我は神だー!お主を転生させてやるぞい!」
「はい?」
「転生させてやるぞい!」
「いやいや、いいです。もうちょっと死んだ悲しみに浸らせてください。」
「過去のことを気にしたって仕方ないぞい!未来を見て!前を向いていこうではないか!」
うるさいなーこの神様。ってか何でうち受け入れちゃってんの?わからんわ。もう何も考えたくないわー。
「聞こえとるぞい!混乱してるのはわかるが、我の提案はきっとお主のためになるぞい!」
「勝手にきくな!!きもい!」
「きもいは神も傷つくなー。」
「ぞいはどうした!キャラか?作ってんのか?」
「そうだー!今我は新しい世界を作っておってのー!言葉を擬人化させた世界を作るんじゃ〜!お主を転生させてやるぞい!」
「話聞けよ、、。あーもっとわからなくなった。全然意味わからない。」
「簡単じゃぞい!言葉を擬人化させて、その言葉の強さがそのまま能力になる世界じゃー!まず初めは日本語から始めていって、楽しそうだったら他の国の言葉でもやろうかなーって思っとるぞい!きっと楽しいぞい!」
「もういい。好きにして。っで私は何の言葉になるの?」
「それは行ってからのお楽しみじゃー!」
体消えていってるじゃん。これもういくやつじゃん。もういいや。どうにでもなるでしょ。
「いってらっしゃいなのじゃー!」
神うるせー。
あーむかつく。よくわかんないし。神うるせーし。なんか広い草原にいるし。隣にハルト君寝てるし。
「ハルト君!?」
「んー。どこだここ。」
「ハルト君!」
「ん、、?おー!隣の席の!!ここはもしかして、異世界?」
「そうみたい。ってか何でここにいるの?」
「俺電車の中で刺されちゃったんだよねー。」
「私とおんなじだ。」
「君も同じ電車乗ってたんだね。結構ひどい現場になってさ、もう10人くらい倒れてた。周りの人は逃げてたんだけど、友達が捕まっちゃって、助けに行ったら、グサッとね。いかれた。」
「そんな。私が死んだ後もたくさん死んでるなんて。」
「でも、過去のことを振り返っても仕方ないしさ!前向いていこ!」
神みたいなこと言ってる。
「俺、異世界一回行ってみたくてさ!アニメとか好きで、正直あこがれてたんだよね!これから俺強くなっていくんだろうな!!」
「羨ましいよその精神。」
ん?なんかハルト君の上になんか見えるな。
カリフラワー?
あ!言葉の世界だからか。ってか見た目は現世のままかよ。神頑張れよ。
「ちょうどいいし、これから俺と一緒に行動しようよ!」
「あっうん!知らない世界だし、知ってる人がいると心強い!」
「じゃあ決定だね!これからよろしく殺人ちゃん!」
「さ・つ・じ・ん・ちゃん、、、?」
読んでいただきありがとうございます。
もしよかったら、読んだ感想、ご指摘をしていただけると、今後もっといい作品になっていくと思います。